Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

砂漠でアクシデント

2019.12.6 | ナミビア

【550日目 24,255km】

 

首都・ウィントフックでは4日間ほどのんびり。

久しぶりの都会に羽を伸ばしてしまいました。

 

ここからまっすぐ南下すれば

アフリカ大陸のゴール・喜望峰へと到着するのですが、

ナミビアの見所であり世界遺産にも登録されている

ナミブ砂漠の世界を堪能するために

少し海側に迂回して行きます。

 

 

 

そこで問題は未舗装路。

南アフリカへとまっすぐ続くメインロードを西に外れてしまうので、

ガタガタのオフロードを数百kmにも渡り進んで行かねば

なりません。

 

しかも、南半球は現在は夏の真っ只中。

アフリカ最後にして最大の難関となりそうです。

 

 

 

ウィントフックを出発すると

10kmも走らないうちにこの風景。

首都とはいえ栄えているのはほんの一部だけのようです。

 

 

 

都市を取り囲む山を超えてしまえば

割と平坦。

向かい風だけれど

そんなに強くはありません。

天気の良さは相変わらず。

 

 

 

 

90kmを走った昼過ぎ、

砂漠突入前の

最後の補給地点である

「レホボス」に到着。

大きなスーパーがありました。

 

 

 

 

ウィントフックで

ひと通り必要なモノは

揃えていたので、

傷みやすいものを改めてここで購入。

どれだけ持っても足りない気がする…。

緊張感が高まってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに進むこと5km。

分岐を西に向かうと

ついに未舗装路がその姿を現しました。

これからしばらくはアスファルトとお別れ。

覚悟を決めて漕ぎ始めます。

 

 

 

いよいよ砂の世界に足を踏み入れると

これが予想以上に進めない。

車体、荷物、体重合わせて

100kgの重みは

細かい砂の粒に埋まっていくばかり。

不安が一層つのっていく。

 

 

 

未舗装路を10km走ったところで

この日は終了。

車もほとんど通らないようなので

道を少し逸れたところで野宿です。

 

 

 

 

 

これまでのアフリカ旅のように

順調に進めるのかしらと

不安を抱きつつ、

パスタを茹でます。

ドキドキワクワク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂漠突入2日目はパンク修理でスタート。

前日に気づいてたけど、

日が沈んだ後に直す元気がなかったんです。

 

 

 

走り出しはかなり順調。

砂もあまり深くなく

ゆっくりながら

なんとか漕ぎ進むことができます。

 

 

 

 

 

途中で牧場を発見。

ほとんど人は住んでいない地域ですが

まれにキャンプ場や農場らしき

建物が目に入ります。

まだ完全な砂漠ではない様子。

 

 

 

 

すかさず「水をください」とお願い。

猛暑日が続く真夏のナミビアで

水が絶えることは

旅の中断を意味します。

もらえるところでは

とにかくもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

大変だったのは午後から。

徐々に砂は深さを増していき

やがて漕ぐことはできなくなってしまいました。

40℃におよぶ暑さのなか

5km進むのに掛かるのは1時間ほど、

歩くほうが早いです。

 

 

 

限られた食料でやり繰りせねばならず

常に空腹気味。

自転車を押す手に力は

ほとんど入りません。

体力と同時に気力も

奪っていく砂の大地。

 

 

 

 

 

 

 

 

このままでは予定していたキャンプ場には到着できず

さらには

隠れて安全に野宿できそうな場所もないということで、

やむを得ず通りがかった車に乗せてもらうことに。

 

まだ砂漠地帯を走り始めて間もないのに

悔しいやら情けないやら…。

 

 

 

10kmあまり乗せてもらい

着いたのはキャンプ場。

ベッド・シャワー付きの

シングルルームももあるけど

¥3,000なんて泊まれません。

 

 

 

 

日が沈む前に

なんとかテントを張ったけれど

まれに見るほど体はクタクタ。

2日目にしてこれで大丈夫なのか。

夏のナミブ砂漠、

予想を上回る困難さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして砂漠3日目。

ほんの2時間後に起こるアクシデントなど

予想もせず

まだ涼しい朝の風を受けて気持ち良く走り出しました。

 

 

 

テント泊の際は

8〜9時間たっぷり睡眠を取るので

午前中は割と元気なんです。

前日あんなにバテたのに。

遠くに見える山が美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、アクシデントは一瞬のうちに起こりました。

 

深い砂が積もった急な下り坂。

勢いに乗りながらも砂地で不安定な

自転車の操作はままならず

おそらく時速40kmほどの速さで激しく転倒。

 

 

 

擦りむいて血が滴る左腕よりも

ショックだったのが

自転車のハンドル。

左側があり得ない方向に曲ってます。

おまけにブレーキも効かなくなるし。

この時、もう頭は真っ白。

 

 

 

下から見上げた事故現場。

写真では伝わりにくいけれど

意外と高く、

斜度もかなり急なんです。

深い砂に注意せず突っ込んだのが

間違いだった。

 

 

 

事故の痛みと精神的ショックで

呆然としてるところに車で通りがかったのは

観光中のスペイン人夫妻とガイドさん。

 

出血の応急処置をしてくださり、

「救助の車を呼ぶから待ってろ!」

と迅速に対応してもらいました。

 

 

 

 

 

 

数分後にやってきたのは地元の警察。

 

「意識は失ってないから

病院は行かなくてもいいよ」

と伝えると、

現場近くの宿までパトカーで搬送してもらえることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着した宿のオーナーの気遣いで

無料で泊めてもらえることに。

ビクトリアの滝のリビングストン以来

テントで眠り続けながら実に23日振り、

ついにベッドで眠れる事に!

 

無料でナミブ砂漠の宿に泊まるなら

自転車で坂道に突っ込んで転ぶといいですよ。

 

 

 

転倒の衝撃から収まらない頭痛をこらえ

自転車の手当てをしてあげました。

ブレーキもじっくりにらめっこしながら

なんとか修理完了。

自転車の事なにも知らなかったのに

旅に出て成長したもんだ。

 

 

 

しかし、

なんとか自転車は走れる状態とはいえ

頭と腕は痛いし

やっぱり首都・ウィントフックまで戻るべきだろうか。

 

3日目にして

すでに砂漠に嫌われてる気がしてきました。

 

 

進むべきか、戻るべきか

それが問題だ。

 

 

 

29ヵ国目・ナミビア

2019.11.28 | ナミビア

【544日目 24,065km】

 

ボツワナのサバンナを駆け抜け国境に到着。

次の国へと突入です。

 

 

 

やってきた29ヵ国目は「ナミビア」。

 

かつてはドイツに植民地支配され

さらに隣国の南アフリカに違法に併合された

苦難の歴史を持ちながらも、

1990年に独立を勝ち取った比較的若い国。

 

南西部には世界一古い砂漠といわれる

「ナミブ砂漠」が広がるナミビア。

アフリカ大陸の終盤は砂の世界の美しさに

酔いしれたいと思います。

 

 

 

走りだすのは「カラハリハイウェイ」と呼ばれる国道。

綺麗に舗装された道は首都・ウイントフックまで

一直線に300km続いています。

 

 

 

景色はこれまでと何も変わらず。

見えにくいのですが、

フェンスが設けてあります。

動物が飛び出さないようにでしょうか。

これが数十kmにわたっています。

 

 

 

 

ボツワナから吹き続ける風は

おさまるどころか西に向かうにつれ

強くなっているように感じます。

基本的に横風か向かい風。

背中を押して欲しいんですけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国境から20kmのところ

「ゼルダキャンプ場」に到着。

道路から2km脇をそれたところにあります。

 

 

 

サバンナには村が少ないわりに

キャンプ場が多くあります。

野宿すればただなんだけど

シャワーと水が助かるから

つい泊まってしまう。

1泊¥800。

 

 

 

キャンプ場には

シマウマやオリックスがいました。

水や牧草を与えてるみたいだけど

おそらく野生なんだと思います。

こんな風景にも見慣れてきたけど

やっぱりアフリカならでは。

 

 

 

レストランで何か食べようとすると

「えー、注文するのぉー?

何か自分で食べてよぉ」と、

料理作るが嫌だったみたいで

自分でラーメン作りました。

何でこっちが気をつかうのか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちよく空が晴れ渡ったナミビア2日目。

風は止んでくれないけれど、

気持ちよく走れます。

 

 

 

曲がりは一つもなく

とにかく真っすぐ。

トラックは結構すっ飛ばすけど

台数自体が少ないし、

かなりしっかり避けてくれます。

 

 

 

 

ときどき現れる路肩の休憩所。

ボツワナに比べて

少し気温は落ち着いてきたけれど

それでも暑いです。

32℃くらいかな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100km弱走ると「ゴバビス」に到着。

ナミビアでは初めての町です。

なんだかスッキリした印象。

 

 

 

街中へ行くと

綺麗に整えられた建物たち。

アフリカも南に行くほど

ヨーロッパの様な雰囲気に

なっていくそう。

その片鱗が感じられてきました。

 

 

 

久しぶりに見かけた

ケンタッキーでランチ。

¥500ほどなので

物価もヨーロッパに近づいてきます。

 

 

 

 

 

この日もキャンプ場に

チェックイン。

なんだか人との関りが

着実に減っている。

寂しい…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナミビア入国3日目。

6日間続けて走り続けて疲労は溜まってますが、

首都まではもうすぐ。

 

 

 

ナミビアに入ってから

空の色が変わったように感じます。

どこまでも突き抜けるような

爽やかな青。

でもすごい向かい風。

 

 

 

 

ガソリンスタンドの売店で

昼食。

建物が現れることは

数十kmに1回程度。

休めるところでは

しっかり休みます。

 

 

 

「イノシシに注意」の看板。

実際にちょこちょこ走って

逃げるのを見かけます。

早いから写真には

撮れないけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風が強く予定の150kmを走り切れず。

100km地点で商店を見つけたので

テントを張らせてもらうようお願いすると

快く了承してくださいました。

 

 

 

この日、走行中にトラックドライバーに

もらった蛍光のビブス。

「轢いちまうじゃねーか!

オレは自転車の奴にコレ配ってんだ」

と安全を考慮してくださいました。

ありがたい。

 

 

 

柵に囲まれた安全な場所でキャンプ。

アフリカで野宿する際には

かなり安全面には

気をつかってるつもりです。

 

 

 

 

 

疲れている時こそ

燃え上がる炎には

癒されるもの。

明日の首都到着に備えて

ゆっくり休みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナミビア入国4日目。

今日も天気は快晴。

ボツワナ・マウンから走り続けて7日間

風には困らされたけど予定の日数で到着できそうです。

 

 

 

どこまでいってもこの景色。

空の色って本当に不思議で

国や地域によって違う気がするんです。

気のせいなのかしら…。

 

 

 

 

 

ボツワナに比べると

朝がぐっと冷え込むようになりました。

日が昇ればすぐに暑くなるから

なるべく午前中のうちに進んでおく。

 

 

 

 

 

首都・ウイントフックの郊外。

検問ゲートを見ていよいよ到着かと

胸がはずみます。

 

 

 

 

 

 

徐々に建物も車も増えていき

着実に都市の風景に

変わっていきました。

ボツワナ・マウンから走り続け1週間。

ようやく一息つくことができそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてついにたどり着きました

ナミビアの首都・ウイントフック。

 

中心部は高層ビルが立ち並ぶ大都会。

これまで目にしてきたアフリカの土地とは明らかに様子が違います。

 

 

アフリカ大陸のゴールである

南アフリカ・ケープタウンに向かう道で、

ここが最後の大きな休憩地点。

しばらくここで休養を兼ねのんびりする予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着翌日は無料の市内ツアーに参加。

アフリカ系、ヨーロッパ系の方々が

共に暮らすウイントフックの

街の様子を眺めてみることにしました。

 

 

 

 

ドイツ植民市時代に建てられた教会

築110年の「クリストゥキルヒェ」。

ヨーロッパの風情を感じると同時に

土着の文化が残るいわゆる

“ブラックアフリカ”の風景とは

お別れなのだと悟ります。

 

 

 

国会議事堂前の庭園。

こちらもドイツの影響を感じさせる

優雅なデザインが印象的。

都会の真ん中でありながら

静かでゆったりした空気が流れています。

 

 

 

 

 

 

 

丘の上に建つ博物館から眺めたウイントフックの街並み。

 

遠くに広がる茶色い砂の大地と

その中央に忽然と現れるビル群とのコントラストは、

アフリカ、ヨーロッパの文化が混ざり合った場所であることを

象徴しているよう。

 

ひとくちにアフリカ大陸といっても

非常に多くの表情を見せてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

路上の土産屋で出会ったのは、

ナミビア北部に住むヒンバ族の方々。

都会に出てきてアクセサリー販売の出稼ぎをされてます。

 

腰回り以外に衣服は着用せず

独特の装飾で身を飾るヒンバ族のみなさん。

まさかこんな都会でお会いできるなんて。

 

 

ちょっとでもアクセサリーに興味を持つと

強制的に腕にいろいろ付けられます。

ゆっくり見たいのにどんどん

次から次へと見せられるという

かなり強引な営業スタイル。

 

 

 

 

きっぱり断るのが苦手だと

なんやかんや買わされてしまいます。

納得してるからいいけど

3つくらい買っちゃいました。

“ノー”といえる人間になろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイントフックで滞在したのは中心部に位置する

ゲストハウス「カメレオンバックパッカーズ」。

人気の宿は部屋が空いておらず人工芝のキャンプサイトへ。

狭い…。

 

 

ヨーロッパを中心に各国から

観光客が集まるこの宿には

プールだってついてるんです。

欧米人ってなぜあんなにも泳ぐのが

好きなんだろうか。

 

 

 

 

ゆったりしたキッチンもついており

久しぶりに料理らしい料理を

楽しむことができました。

野菜も好きなように摂取できるし

自炊できるってすばらしいこと。

 

 

 

食べれるときにはしっかり栄養補給。

これから向かうのは

砂の景色がどこまでも続く

ナミブ砂漠。

しっかりやすんだら

アフリカ最後の難関に立ち向かいます!

 

 

 

 

 

 

モノがない…

2019.11.24 | ボツワナ

【540日目 23,734km】

 

マウンの町では2日の休みをはさんで体調はバッチリ。

500km走った先にある西の隣国を目指して

再び走り始めます。

 

 

 

町を出るとすぐにサバンナの風景。

交通量のあまりない綺麗な路面を漕ぎだすのですが

残念ながら向かい風。

今日は150kmと長距離を稼ぎたいのに

大丈夫だろうか…。

 

 

 

300km先まで町らしい町はなし。

ただ小さな集落はあるようなので

ところどころで休みつつ

上手に進んでいきたいところ。

 

 

 

 

 

5mほどの木が広い間隔で立ち並ぶ

渇いたサバンナの大地。

40℃にも及ぶ

日中の過酷な暑さは相変わらず。

水だけを絶やさないように

進まねば。

 

 

 

60kmほどの村で食堂を発見。

砂が広がる村は

タイヤが埋まってしまうので

10m進むのにも苦労します。

誰か手伝って…。

ご飯と牛肉と野菜。

 

 

新鮮味はないのですが

ボツワナでこうした

地元の食堂で食べるのは

初めてです。

まあ、味は普通なんですけど。

 

 

 

 

午後からも景色は変わらない。

そして、真っ向から

吹き付ける風が厳しいこともあり

予定の150kmは断念。

昼過ぎにはへとへとでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか100kmを走って「セヒスワ」の村に到着。

予想していたよりもかなり規模の小さな村のようです。

 

 

 

キャンプ場があったので

泊まらせてもらうことに。

汗だくだくで漕いだ日は

シャワーの浴びれない野宿は

しんどいんです。

しかもWiFi付き。

 

 

 

商店を訪ねても

缶詰とスナックがわずかにある程度。

野菜や果物を

手に入れることはできず。

マウンの町で買っておけば…。

でも、暑かったんだもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウン出発2日目。

前日よりは風は弱そう。

今日こそは150km進んでおきたい。

 

 

 

途中で検問に差し掛かりました。

サファリツアーへと向かう

ジープに何台も追い抜かされていく。

そして、窓の向こうの車内から

ジロジロと見られる。

 

 

 

 

感染症予防のために

靴底と自転車のタイヤを

消毒液に浸します。

これだけで防げるんだろうか。

 

 

 

 

 

昼には「クケ」の村に到着。

休憩しようと思ったけど

食堂はないし商店には水もない。

昨日の村もそうだったけれど

とにかくこのあたりの地域

モノが全然ない。

 

 

 

とりあえず持ち合わせのモノで

お腹を満たしたら

午後からも走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか150kmを走って

「ダカル」の村に到着。

ただここにも食堂などや市場はなく

夕食はファンタとビスケット。

物足りないけどこれしかないです。

 

 

 

 

この日は診療所の玄関先で

テントを張らせていただくことに。

しかも中でシャワーまで

浴びさせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウン3日目はパンク修理からスタート。

前の晩にパンクには気づいてたんですが、

疲れて修理をする気力もありませんでした。

 

サバンナでは非常に硬い棘をもった植物があり、

路上に落ちたものが

タイヤに深く刺さってしまうことがよくあります。

 

 

 

毎日毎日

ほとんど変わらない景色を進んでいく。

風が止むことはなく

前から横から

絶えず吹きさらされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40kmほど走ってマウン以来の町

「ハンツィ」に到着。

2日でここのスーパーまで来たかったけど

風の影響で3日かかってしまいました。

果物や食料をここで買い足していきます。

 

 

 

ハンツィから50kmほどの分岐点。

南へ向かう道をそれて

西へと向かい始めます。

 

 

 

 

 

 

右手にはどんよりと厚い雲。

雷も光っているので

おそらく真下では大雨。

雨雲のほうからは

強い風が吹きつけてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

160kmを走って「トーシャ」のキャンプ場に到着。

2日間で300kmを走り体はもうクタクタです。

 

 

 

¥1,000のキャンプ場は

一人で貸し切り。

青くて柔らかい芝生は

ふんわりして寝心地最高です。

 

 

 

 

 

オーナーのおばちゃんが

余ったご飯をくれました。

自炊するつもりだったので

これはすごく助かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り空のした走りだしたマウン出発4日目。

この日はいよいよ国境越えです。

 

 

 

90kmで最後の町

「チャールズヒル」到着。

おしゃれな感じの名前だけど

スーパーがあるだけの小さい町でした。

 

 

 

 

 

スーパーによってお惣菜でランチ。

こうしスーパーの前で

座り込んで食べると

ヨーロッパを思い出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャールズヒルから6km走ったところで

国境到着。

 

たくさんのゾウに出会い

その後はひたすらにサバンナを走りまくっただけの

ボツワナ旅はここで終わり!

 

アフリカもぼちぼち終盤に差し掛かってまいりました。

 

 

 

サバンナを西へ

2019.11.22 | ボツワナ

【535日目 23,204km】

 

ゾウ達とたわむれた翌日、

サバンナが広がるボツワナの平原をさらに進んでいきます。

 

 

 

ここしばらく天気は曇り、

毎日ではないけれどときには激しいスコールも。

気圧の高低も激しいのか絶えず風も吹いてます。

しかも、たいてい向かい風。

 

 

 

走り始めて1時間ほど、

逆方向へ向かうスペイン人サイクリスト

“ラファエルさん”と遭遇。

日本も走ったことあるそう。

アフリカ大陸ではサイクリスト

5人目くらいだろうか。

 

 

 

さらに走ると道路から10mの所に

ゾウ発見。

遠くから見るぶんには

可愛いのに、

近づいたら怖いということを

キャンプ場で思い知りました。

 

 

 

60kmほどで「ナタ」の町に到着。

野生動物が出現する

“エレファント・ハイウェイ”も

ここで終わりです。

結局、キャンプ場以外では

さほど動物現れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

西へと進路を変え40kmを走ったところで

「ゾロガ」に到着。

小さな村の集会所のようなところで

テントを張らせてもらうことに。

 

 

 

ボツワナに入ってから道路わきの

小さな食堂がなくなりました。

というか人自体を

見かけなくなった気がする。

サバンナ走ってるからだろうけど。

やむをえずこの日は自炊のパスタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、ふたたび西へと走りだします。

とりあえず目指すは300km先の町

「マウン」。

南向きから西向きになったのに

また向かい風…、

天気の嫌がらせなのか、ボツワナに嫌われてるのか。

 

 

 

「ゾウに注意」の看板を発見。

まだ動物は出てくるみたいです。

たしかに前日までの

“エレファント・ハイウェイ”と

景色は全く一緒。

気を付けて進みます。

 

 

 

昼前に60kmを走り

「グウェタ」に到着。

120kmを走る予定だったこの日、

この村にキャンプ場があるらしく

予定を早めてここでストップすることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

サファリツアーに来た西洋人向けの豪華ロッジでした。

(キャンプは¥800)

久しぶりのWiFiを楽しんでいると

あっという間に日は暮れ夜に。

 

 

 

ディナーは¥1,200のBBQ。

走行続きで疲れもたまってたので

奮発しちゃいます。

表面にじんわり染み出る

肉汁が食欲をそそる…。

 

 

 

 

こんなヨーロピアンなごちそうは

かなり久しぶり。

体がとても喜んでおります。

大満足で気持ち良く就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾウの集まる「エレファント・サンズ・ロッジ」

を出発してから3日目。

集落を見かけるのもまれで

平坦なサバンナがつづく道をこの日も走ります。

 

 

 

風向きはちょこちょこ変わるのですが

やたら向かい風が多い気がするのは

気のせいだろうか。

平坦なのにやたら疲れる。

 

 

 

 

 

50kmを走ったこの辺り、

国立公園の区域内に入ったようです。

道路もしっかり整備されて走りやすい。

サファリに向かうジープも

数台見かけました。

 

 

 

 

すると木の陰で涼むゾウ達を発見。

写真ではわかりづらいですが

ここに3頭のゾウがいます。

近づくと怖いので

遠くからじっと見つめる。

 

 

 

 

しばらく進むとさらにもう1頭。

40℃近い猛暑が続くここ数日。

ゾウ達も照り付ける太陽に

耐えられず、

木陰が気持ちいいようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

130kmを走ったこの日、

「モトピ」の村に到着。

宿もキャンプ場もないので

乾季で枯れかかった川のほとりで野宿。

 

 

 

野菜を買える商店も見つけられず

具なしラーメン。

でも疲れた体ですするこの1杯が

美味しいんです。

 

 

 

 

 

火を眺めながら

この日も終わりを告げていきます。

人ととの関りが

一気になくなってしまった

ボツワナの旅路。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づけばヴィクトリアの滝を見た「リヴィングストン」の街から

走り続けること7日目。

休みを挟まずほぼ毎日100km走るのは

なかなか過酷…。

 

 

 

走行開始まもなく、

綺麗な道に加えて

久しぶりの追い風が吹いてくれました。

1週間におよぶ走行のラストスパート、

背中を押してもらってるようで

嬉しい。

 

 

 

そして、着いたのが「マウン」の街。

ビルなんて全くないですが

ボツワナ入国1週間で

はじめての街らしい街なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サファリが人気の国・ボツワナ。

ここまできても宿は¥3,000以上なので

当然キャンプ場へ向かいます。

 

 

 

酔っぱらって騒ぐ人もいないし、

うるさい音楽も流れてないし、

静かで過ごしやすい場所でした。

 

 

 

 

 

 

キッチンがついてたので

久しぶりに台所での自炊。

のんびり休んで疲れを癒します。

 

 

 

 

 

 

走れ!エレファント・ハイウェイ

2019.11.16 | ボツワナ

【530日目 22,818km】

 

ボートサファリで幕を開けたボツワナ旅。

ここから内陸部の広大なサバンナを走り抜けていきます。

 

 

 

カサネの町を出発すると

道の傍らには「ゾウに注意!」の看板。

ここからは気合を入れてペダルを踏みだします。

 

 

 

ボツワナ北部、国境の町「カサネ」から

南の町「ナタ」をつなぐ1本の道路。

 

複数の自然保護区内を通過しながら

300kmも続くこのルートは、

アフリカを走るサイクリストたちの間で

“エレファント・ハイウェイ”

と呼ばれボツワナの名物となっています。

 

 

野生動物の生息域にお邪魔するこのコースは

ゾウはもちろん、ライオンなどとの遭遇を避けるため

■日没後から日の出の時間帯は走ってはならない

■道中で野宿をしない

などの注意事項を守る必要があります。

 

実際、ここに来るまでのあいだ

地元の方に何度も「気を付けて走れ!」と告げられてきました。

 

わずかに点在する村やキャンプ場に滞在しながら

安全を確保し、進んでいきます。

 

 

 

走り始めてヒヒを発見。

タンザニアで見かけたものより

かなり体が大きい気がする。

食料を多めに運んでるときは

「こっちに来るな!」と祈りつつ

横を走り抜けます。

 

 

 

タンザニアを抜けてからの1ヵ月余り

天気はほぼ快晴が続いていたのに、

ここにきて曇り始めました。

11月の終わりごろから

雨季を迎えるそうです。

 

 

 

 

大きなアリ塚を発見。

これが道の横のあちこちにあります。

休憩中に座っていると

結構寄ってくるんですけど、

アフリカのアリってかなり凶暴で

しょっちゅう噛んでくるので要注意。

 

 

 

道端に燃え尽きた車の残骸を発見。

こういうのよく見かけるんですけど

こうなるまでの経緯を知りたい。

なんでこんなのが

道端に放置されっぱなしになるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中から向かい風に苦しみ、

思うように進めなかったこの日。

それでも野生動物に襲われることなく

100km地点の目的地「パンダマテンガ」に到着。

家屋や他の建物が数軒建ってるだけのようですが。

 

 

 

休憩してると

村の中心のガソリンスタンドに

ウシの大群が給油しにきました。

アフリカの牛って

ガソリンで動くんですよ。

 

 

 

向かい風で疲れ果てたこの日は

走行後にミニッツメイド一気飲み。

これまで炭酸飲料しか

売ってなかったのですが

ボツワナでついにフルーツジュースが

手に入るようになりました。

 

 

 

この日はガソリンスタンド横の事務所で

テントを張らせていただくことに。

シャワー用の水を用意してくださったり

至れり尽くせりで本当にありがたい。

 

 

 

 

 

事務所横にATMが設置してあるので

24時間体制で警備員さんがおられます。

「ついでにお前も見守ってやる」

とのこと。

夜が更けると

安心して眠りに落ちていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カサネ出発2日目。

村を出るとあっという間に

何もないサバンナが目の前に広がります。

こんな道が数十kmにも続いていく。

 

 

 

走り始めて間もなくこんな看板発見。

「ここは野生動物が出る区域です。

とまって休憩するのは自己責任で」

むむむ…。

といっても昨日から動物が出そうな

気配もないんですが…、

 

 

 

すると何やらインパラのような

生き物を木の下に発見。

似たような見た目の動物が

いっぱいいるから

どれなのかよくわかりません。

すごくこっちを見てくるんですけど。

 

 

 

さらに進むと道に糞を発見。

家畜も歩いていないこのあたりで

このサイズはもうアイツらしかいない。

鼻の長いあいつらしかいない…。

 

 

 

 

 

しかし、それから路上での

遭遇はなく走り続けたこの日。

朝出発したパンダマテンガから

目的地のキャンプ場までの150km、

休むことなく

まっすぐな道を走り続けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして16時ごろ、平坦な道を走り続けて

たどり着いたのは「エレファント・サンズ・ロッジ」。

実はボツワナに来る前から楽しみにしていた場所。

道路から2kmほど離れた場所まで進んで向かいます。

 

 

 

このキャンプ場が有名なのは、

真ん中に掘られた井戸から湧き出る水を求め

集まってくる野生のゾウたち。

 

敷地内のあちこちにいるゾウたちは

合計で100頭ちかくいるんじゃないだろうか。

とにかく予想を大きく上回る数です。

 

 

 

触れるかもなんて思ってましたが、

近づくとうなり声をあげて

高い位置からにらみつけてくるゾウ達。

正面に立ったらわかるけど

全然つぶらな瞳なんかじゃなくて

凶暴な獣の目つきをされてます。

 

 

 

水をめぐって時には

ゾウ同士もけんかをする始末。

鳴き声も「パオーン」ではなく

「ヴア゙オォォーーン!!」です。

“お鼻がながいのね~”なんて

可愛らしい歌は似合わない怪獣たち。

 

 

 

スコール直後のこの時、

いたるところに溜まった水を

長い鼻のバキュームで

なんとも器用に吸っていきます。

ズルズル、ズルズル…。

 

 

 

 

石の小さな塀の向こう

人間は立ち入り禁止なのですが、

逆にゾウが乗り越えてこちらに

やってきます。

“立入禁止”って読めないのか?

ズルズル、ズルズル…。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ゾウが行きかうサバンナにテントを張ることになりました。

踏みつけられた人はいないものの

ときにはライオンまで水を飲みにやってくるという

このキャンプ場。

 

寝る前には

「テントとレストラン以外は

うろちょろしないでね」と注意されます。

 

 

 

夜には彼方の寝床へ帰っていく

ゾウさんたち。

アフリカならではの

ワイルドな経験に満足を覚え

気持ちよく眠りました。

 

 

 

 

28ヵ国目・ボツワナ

2019.11.13 | ザンビア ボツワナ

【528日目 22,560km】

 

水がチョロチョロとしか流れないヴィクトリアの滝を訪れたら

次なる国へ移動開始です。

 

 

 

夜になっても気温は下がらず寝苦しい日々を過ごした

リヴィングストンの街にもお別れ。

気温の上がる朝7時ごろには

西に向けて走り始めます。

 

 

 

5kmほどで国立公園の区域に入り

車も人もぱったりいなくなりました。

平坦な道をまっすぐ走り続ける。

 

 

 

 

 

 

60kmに及ぶ道路をひたすら直進し、

昼前11時ごろには国境の町

「カズングラ」に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぞろぞろと行列をなすトラックを追い抜いた先には

国境が見えてきました。

入国管理の前に路上の両替商とやりとりして

新しい通貨を手に入れておきます。

 

 

 

ヴィクトリアの滝へとそそぐ川が

国境になっているこの場所では

ボートに乗っての越境となります。

5分間のクルージングを最後に

暑さに苦しんだザンビアとは

ここでお別れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきたのは28ヵ国目となる「ボツワナ」。

 

1966年の独立以降、内戦などを経験しておらず

アフリカ南部でもかなり治安のいい国であるそう。

 

ケニア以降通過してきた国のほとんどがそうであるように

豊かな自然とそこにすむ野生動物たちが見どころのこの国。

ダイナミックで生命力あふれる生き物との出会いに期待です。

 

 

 

入国直後から道路はかなり綺麗。

こうして走っていると

アフリカ最貧国と言われたマラウイの

生活環境が他国とくらべて劣る

というのがなんとなく分かる。

 

 

 

 

国境から10kmほど走った

「カサネ」という町で今日はストップ。

まだお昼過ぎだけれど

早めのチェックイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選んだのは「チョベ・リバー・ロッジ」。

サファリを楽しむために世界中から多くの人が集まるこの地域、

1部屋¥3,000以上が相場のようで

テント泊を余儀なくされる状態。

 

 

 

広々とした芝生を独り占め。

キャンプでも¥1,300、

高いです…、

少し休んだら楽しみにしていた

アクティビティーに出かけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナミビアとの国境にもなっているチョベ川の名物は

ボートサファリ。

クルージングをしながら

野生動物を眺めるツアーに参加しました。

(¥4,000)

 

 

 

川の真ん中、中洲部分の湿地帯に

さっそく姿を現したのは

「バッファロー」。

遠くからですが

のんびりくつろぐ群れの姿が

確認できました。

 

 

 

水面からひょこっと

こちらを見つめるのは「カバ」。

臆病なうえに5~6分もの間

水中にもぐっていられるという彼らは

なかなかその全容を見せてくれません。

 

 

 

 

アフリカではじめてお目にかかるのは

「ナイルワニ」。

これは卵を守るお母さんワニだそうで

じーっと見てたけど

全然動いてくれませんでした。

 

 

 

 

続いてはシカのようでいて

実は牛の仲間「インパラ」。

角が枝分かれしてたらシカ、

1本ならばウシ、

という分類だそうです。

 

 

 

 

川辺を悠々と群れで歩くのは「キリン」。

広大なサバンナの定番動物だけに

水辺にたたずむ姿が

なんだか新鮮でした。

両前足をガバーッと開いて

首を曲げて水を飲みます。

 

 

 

最後に姿を見せてくれたのは

やはりこの人たち、「ゾウ」。

いつも群れの真ん中には子供がいて

仲間意識も強く、頭がいい生き物です。

この後ボツワナでは

散々見ることになるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

西へと沈んでいく夕陽を見送りながら

3時間のクルージングは終了。

 

タンザニアのジープサファリより時間が短い分

次から次へと動物が現れ

非常に密度の濃いツアーとなり大変満足しております。

 

 

初日から楽しませてくれた28ヵ国目のボツワナ。

夜が明けたらいよいよ走り始めます!

 

 

 

残念、ヴィクトリアの滝

2019.11.9 | ザンビア

【526日目 22,477km】

 

暑さの増してきたザンビアもそろそろ国境間近。

フラフラだけどもうひと踏ん張りして前へ進みます。

 

 

 

ルサカ出発4日目。

キャンプ場の方に40℃あると聞いてから

漕ぐことが怖くなってすらくる。

水を大事に着実に進もう。

 

 

 

村がほとんどなく

立ち止まる用事もないこの日、

お昼には100kmを走り

目的の街「リヴィングストン」に

到着です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国境直前のリヴィングストンは

人気観光地でもあることから

ゲストハウスがたくさん。

地元の人に教えてもらったのは

“Hams Guest House”。

 

 

 

猛暑の中、4日間連続の

サイクリングをしたことで

体はヘロヘロ。

翌日の観光に備えて

早い時間にベッドに倒れこみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてリヴィングストン到着翌日、

中心地からわずか7kmほどのところにタクシーで向かったのは

世界的にも有名な「ヴィクトリアの滝」。

 

いわゆる三大瀑布のひとつにも数えられる大きな滝は

街の名前にもなっている

探検家デヴィッド・リヴィングストンさんによって発見され、

イギリス女王“ヴィクトリア”を名称とするザンビア屈指の

観光地です。

 

 

 

ゲートで¥2,500のチケット代を払い入場すると

さっそく目の前に現れたのがこれ。

 

実は乾季真っ最中のこの地域、

水なんてほとんど流れておらずほとんどただの崖。

大雨を浴びるほどの水しぶきが有名なのですが

そんなものどこへやら…。

 

 

 

本来であれば、写真右側の崖は

圧倒的な量の水が流れ

岩肌なんて見えないそう。

「これはこれで良いじゃん」と

納得しようとしたけど、やっぱヤダ。

ちゃんとした滝が見たいです。

 

 

 

6つの滝が横にズラリとならぶヴィクトリアの滝。

2つの国にまたがっており

南側がジンバブエ、北側がザンビアに位置しています。

ジンバブエ側は乾季でも水が流れているのですが

入国ビザが¥6,000とのことで断念。

(両国を自由に行き来できるフリーパスのようなビザは

空港から飛行機で入国した人のみ入手可能)

 

 

 

両国をつなぐのはヴィクトリアフォールズ橋。

128mの高さがありここから、

バンジージャンプやジップラインの

アクティビティが楽しめるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

滝の周辺をウロチョロしてると

地元のガイドさんにつかまりました。

雨季には水が流れ川となる岩場の上を歩いて散策。

 

 

 

滝の真上部分に到着。

最大落差の108mは

三大瀑布のなかでも最も高いそう。

下を見ると足が震えます。

 

 

 

 

 

さらに歩いて川の上流へ。

割と流れてるようにみえるけど

かなり水量は少ないらしく、

このわずかな水もほとんど

ジンバブエ側に流れてしまいます。

 

 

 

 

この日の気温も40℃だし、

歩いてるだけで汗だくだくだし、

滝を見てももう面白くないし、

川に飛び込んで泳いでやりました。

あぁ、気持ちいい…。

 

 

 

 

 

 

 

ということでタイミングがずれたばかりに

残念な結果に終わったヴィクトリアの滝。

(9~1月は水がない時期です)

 

チャンスがあればいつかもう一度見に来たいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

滝での観光を終え、再びリヴィングストンの街へ。

 

地元の方と話をしたのですが、

やはり近年の水の減り方は異常。

加えて40℃の猛暑が毎日続くことも異常、

とのこと。

 

 

水がないことで発電所のタービンが回らず、

昼間は地域一帯が停電状態。

電気がなければ経済活動にも影響を与えるし、

水がなければ動物の生態系にも大きな影響があるとのこと。

地球全体で加速する異常気象。

 

貧しい国ほど環境問題の代償を早く大きく受け取ってしまう

という事実を直に感じた気がします。

 

 

 

夜はイタリアンレストランでパスタ。

アフリカで美味しいパスタに

出会うことは難しいんですが

これはなかなか美味しかった。

 

 

 

 

 

観光も食事も満喫したら

(滝には満足してないんだけど)

次の国に向かって出発です。

 

 

 

ザンビア南下

2019.11.6 | ザンビア

【524日目 22,367km】

 

グレート・イースト・ロードを走り終えると

早くもザンビアは後半戦に突入。

南西の国境に向け走りだします。

 

 

 

首都ルサカはわずか5kmほど走ると

あっという間に郊外へ。

ちょうど祝日と重なったこともあり

道路は車が少なくスカスカ。

 

 

 

50kmほど走ると

大きな川を渡りました。

ここまで大きな水源は

アフリカでは初めてかもしれない。

見てるだけで気持ちがいいです。

 

 

 

 

カフエという町を越えたところ。

真っすぐ進む大きな道を外れ

西のほうへ走り始めます。

 

 

 

 

 

 

昼はやっぱり

シマと肉。

飲み物も炭酸飲料しか売っていないので

コーラを飲みまくってます。

人生ではじめてコーラにはまったかも。

コーラって美味しいんですね。

 

 

 

午後からは道がガタガタ。

工事中らしくときには

砂の上を押して進んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

130kmを走って「マザブカ」という町に到着。

宿も下調べしていたのですが軒並み¥2,000以上。

安いところはないものかとうろついていたところ

モスクを発見。

 

 

 

「敷地内でテント張ってもいい?」

と尋ねると、

宿舎で寝てもいいということに。

宿直の人もおらず貸し切り状態。

久々の100km以上の走行で

疲れはかなりのものでした。

 

 

 

キリスト教が普及したアフリカ南部諸国ですが

イスラム教徒も一定数いるみたいです。

これまで通ってきたイランやトルコで味わった通り

イスラムの方の旅人に対する優しさは世界共通。

 

「スーパーで好きなもの買って食べなさい」と

お金までいただく始末。

断り切れず買い物に向かいすぐさま食べ切ったので

写真ないけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルサカ出発2日目。

この日はとにかく平坦な道のり。

のどかな景色をとにかく真っすぐ進んでいきました。

 

 

 

そして、120kmを走り「ムゾカ」の村に到着。

走行中は、時に立ち止まり

写真を撮るのが習慣になってるのですが

この日はなぜか写真がありません。

どうしたんだろう?

 

 

 

宿のないこの村では、

民家の裏でテントを張らせてもらうことに。

連日100km以上を走ったからか

体はバテバテの状態。

深い深い眠りに落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、5時の日の出と同時に目が覚めると

「メェー、メェー」と大きな鳴き声。

肩にヤギをかついだ男性と包丁をにぎった男性が

やってきました。

 

 

 

「もしや!?」と思い

ことの流れを観察していると、

地面に押さえつけられ

絶叫するヤギ。

そしてその喉に突き付けられたのは

冷たく光る銀の包丁。

 

 

 

この続きの写真はもちろんあるのですが

ちょっと自主規制。

カメラ向けてるだけで心臓はバクバクでした。

 

朝から壮絶な最期の瞬間を見せられ

この日も元気にスタートです。

 

準備を整えるのですが

ルサカで休んで走行3日目にしてはやけに体が重たい。

なぜだ?

 

 

 

ザンビア前半の

グレート・イースト・ロードに続いて

あまり見栄えのしない

地味な風景の連続。

ただただ前へと進んでいきます。

 

 

 

 

この日も130kmと連日の長距離走行。

道が平坦な分、テンポよく進めています。

向かうのは「カロモ」という町の

10kmほど先の道の脇にある

キャンプ場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方、疲れ果ててたどり着いたキャンプ場。

 

南アフリカ出身のロブさんご夫婦にあいさつすると

「君、今日自転車を漕いでいたのか!?」と

ものすごく驚いたご様子。

 

聞けばこの日の気温は40℃!

夏が近づくアフリカ南部、

連日の猛暑で現地の人もヘロヘロ状態だそう。

 

この瞬間、ルサカを出発してから

やけに体が疲れていることに合点がいきました。

(走行中の写真が無いのも、

カメラを手に取る気力がなかったってことです)

 

やけに暑いなと思ってましたがまさかの40℃越えとは…。

人に言われなければ暑さに気づかない自分の体に呆れます。

28℃くらいだと思ってました。

 

 

 

日が傾き暑さも和らぐと、

元気が戻ります。

ロブさん家の

野菜と自家製ソーセージをゲット。

どう料理してくれようか…。

 

 

 

野菜スープを作ることに決定。

直火でじっくりコトコト

煮込んでいきます。

焚火での調理は

キャンプの醍醐味なんです。

 

 

 

ナス、トマト、ズッキーニの

夏野菜のだしに加え

牛肉の旨味がしっかりと溶け込んだ

至高のスープが完成しました。

オリーブオイルと塩で味を整えたら

もう最高。

 

 

 

 

 

 

 

しょっちゅうキャンプしてると

「良いキャンプ」と「悪いキャンプ」ってのが

自分の中でできあがってきます。

 

この日はホントに

良いキャンプだったなぁ。

 

 

 

首都ルサカ到着

2019.11.3 | ザンビア

【519日目 21,978km】

 

マラウイからザンビアに入国。

引き続き西に真っすぐ進み、首都ルサカを目指します。

 

 

 

“グレート・イースト・ロード”走行4日目。

さほど景色が綺麗ということもなく

日ごと増す暑さに苦しみながらこの日も走り始めます。

 

 

 

ちょうどこの日から

首都への道のりも

後半に突入といったところでしょうか。

途中に楽しみはあまりないので

ただただ進む。

 

 

 

 

60kmほど進んだ昼頃、

川を渡る大きな橋に差し掛かりました。

ちょうどここが州の境目でも

あるそう。

まだまだ山は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋から1kmあたりの「ルアングワ」の村の

宿に早めのチェックイン。

なるべく疲れを残さないよう

余裕をもって1日を終えるようにしています。

 

 

 

電気が使えるのは18時以降、

シャワーは水バケツ。

日本での“当たり前”が

いかにありがたいことが

気づかされる毎日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレート・イースト・ロード走行5日目。

 

自転車乗りの間では、

アップダウンが続く道のなか

上り坂の標高差のみを合計して実質どれだけ上ったかを表す

“獲得標高”という概念があります。

 

そして国境から首都ルサカまでの約1週間の行程での獲得標高は

実に4,500m。

富士山よりはるかに高いです。

 

 

これまでもっと上りの多い地域はたくさんありましたが

・必要最低限の買い物ができる商店が少ない

・宿についても電気がない

・景色が地味で、峠を上った達成感がない

などの理由で

地味にストレスがたまる過酷な道となっています。

 

 

 

道が綺麗で交通量が少ない

というのがせめてもの救い。

綺麗な自然の中だと

「いつまでも走ってたい」という

気持ちもわきますが、

そんなことすら思わない…。

 

 

 

おのずとカメラを取り出す回数も

減ってしまいます。

毎日毎日同じ景色。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上りに苦戦しながらも80kmを走ったこの日は

「ルフンサ」に到着。

宿はないので、道路わきのガソリンスタンドで

寝かせてもらうことに。

 

 

 

スタッフの休憩室で寝ていいという

話になったのですが、

暑くて暑くて

とてもじゃないけど寝られません。

結局、外にマットを敷いて

眠ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレート・イースト・ロード走行6日目。

首都ルサカまで200kmを切り、

ようやく終わりが見えてきました。

 

 

 

子供たちの笑顔には本当に

癒されます。

時々怖がる子がいるのは

相変わらず。

 

 

 

 

 

疲れもあってカメラを取り出すことも

減ってましたが、

ここ数日とにかく食事は

シマと肉ばかり。

昼もシマ、夜もシマ。

シマ、シマ、シマ…。

 

 

 

疲れながらも

気が付けばルサカまで100kmを

切っていました。

首都に着いたら美味しいものも

きっとあるはず…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

80kmを走ったこの日、「チニュニュ」に到着。

キャンプ場に行くとベッド付き部屋があったので

そちらに泊まることに。

テント泊予定だったので得した気分。

 

 

 

明日にはついに首都につけると

ウキウキ胸をはずませながら

眠りに落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレート・イースト・ロード走行7日目。

上り坂の連続で

力強く踏み込む足にわずかな痛みを感じながらも

ゴールを目指し進み始めます。

 

 

前の二日間ほどで山場は越えたらしく

比較的道は穏やか。

平坦な道ってもうそれだけで

うれしいです。

 

 

 

 

 

現地の人も良く飲んでいる

エナジードリンク「カンフー」。

オロナミンCみたいな味です。

通りから覗いて

冷蔵庫が備わった商店があると

飲み物を求めて駆け込むこの数日。

 

 

 

はじめて料金所を目にしました。

自転車は支払い対象外ですが

いよいよ首都圏にはいってきた

ということなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ザンビア入国から走り続けること7日目。

ついに首都ルサカ到着です!

こんなに大きな建物が並んでいるのは

ケニア・ナイロビ以来じゃないだろうか。

 

 

 

ゲストハウスを数件尋ねたけれど

どこもドミトリー(相部屋)で¥1,500以上。

完全に欧米人をターゲットにした価格です。

 

そんななか、ネットで調べて見つけたのが

街の静かなエリアに佇む

インド・シーク教の寺院。

 

 

 

宿舎も備わっており、

宗教問わず滞在可能。

爆音で音楽も流れてないし、

飲んで騒ぐ人もいないし、

静かな空間が広がっています。

宗教施設っていいですよね。

 

 

 

個室で扇風機もついて

たったの¥400。

都会の宿選びは難しいのですが

良いところを見つけました。

宗教施設っていいですよね。

 

 

 

 

しかも、夜には

チャパティと豆カレーを

おすそ分けしていただくことに。

数年前に旅したインドを思い出す

懐かしい味。

ダンニャバード。

 

 

 

 

 

 

 

 

アフリカの中では近代的なルサカの街。

やたらとショッピングモールがあります。

 

 

 

内部はものすごくきれいで

ヨーロッパ基準の小売店と

なんら変わりありません。

これまで田舎を走ってきたけれど

まったく違う国にやってきたかのよう。

 

 

 

 

そんなショッピングモールには

たくさんのレストランがあります。

まずはステーキ(¥2000)。

村で放し飼いのヤギの肉とは

わけが違う。

舌がとろける…。

 

 

 

中華レストランでは海老ラーメン。

あっさりのだしが体にすっと染み込む。

旅の始まりを思い出す

懐かしき東洋の味。

あぁ、美味し…。

 

 

 

 

タイ料理屋さんではグリーンカレー。

ココナッツミルクの甘味の向こうには

刺激あふれるチリの辛味。

汗を流しながらも

南国タイの爽快感が味わえます。

もう、最高…。

 

 

 

 

 

とまぁ、首都にやってきて何をしたかというと

食べてしかいないです。

 

「現地に赴いたからには現地のモノを」

なんて言ってられるのは最初だけ。

結局、世の中ステーキが一番美味しいんだから。

 

 

 

27ヵ国目・ザンビア

2019.10.31 | マラウイ ザンビア

【514日目 21,673km】

 

マラウイ最後の町“ムチンジ”での休息を終えると

いよいよ次なる国へと向かいます。

 

 

 

国境まではわずか10km。

最後に一波乱ありましたが

総じてマラウイの人は穏やかでのんびりな人が

多かったように思います。

 

 

 

 

 

 

 

1時間もしない内に国境に到着。

物流ルートにもなっているようで

多くのトラックと人が

列をなしていました。

ここでマラウイとはお別れ。

 

 

 

 

 

 

 

やってきた27ヵ国目は「ザンビア」。

 

海と接しておらず8つの国に囲まれており

1700万人が暮らす内陸の国。

アフリカで最も平和な国ともいわれるらしく

74もの部族が在りながら

内戦が勃発したことがないのだとか。

 

きっと良い人がいっぱいいるに違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

入国のビザ取得時に必要な

50ドル(アメリカ紙幣)の入手を

忘れており、

路上のいわゆる闇両替で換金。

手数料¥1,000もとられました。

 

 

 

 

入国直後、

道路は非常にきれいに整備されており

しかも下り坂。

車の少ない道を

気持ちよく進みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国境からわずか30kmで最初の街「チパタ」到着。

建物も多くマラウイよりも経済力があるというのが

すぐにわかります。

 

 

 

街の真ん中にあるスーパーに

寄ってみました。

置いてあるものはヨーロッパのものと

ほぼ変わりません。

ただ在庫が全部少ないのは

お客さんが少ないということか…。

 

 

 

目を付けておいた宿はすべて

¥2~3,000という高水準。

アフリカも南に行くほど

物価が上がると聞いてましたが

いよいよ実感しています。

 

 

 

 

こちらはキャンプならば

¥600ということで泊まることに。

お客さんは誰もおらず独り占め。

アフリカで現地の人が

キャンプすることはないだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、この日から本格的にザンビア走行が始まります。

目指すは600km西の首都「ルサカ」。

 

 

 

首都ルサカからマラウイ国境へ

東に伸びる幹線道路は

「Great East Road “すごい東の道”」

と呼ばれ、ヨーロッパの援助を受けて

非常に綺麗に整備されています。

数日に渡りこの道を進んでいく。

 

 

 

ザンビアに入ってからは村人たちに

やたら“How Are You?”と

声を掛けられるようになりました。

ただ“I’m Fine”と返しても、

応答ありません。

なんか言ってよ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

90kmを走ったこの日は「カテテ」という町の

外れにある宿に到着。

栄えていたのは国境の街・チパタだけで

西に向かうとマラウイと変わらないほどの

田舎になっていきました。

 

 

 

相部屋だけど部屋には

誰もいない。

¥800なので

マラウイほどじゃないけど

まあ安いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレート・イースト・ロード走行2日目。

しばらくはこの枯れかかった木が

どこまでも続く風景ばかりとなります。

 

 

 

道脇の村ではブタが焼かれていました。

動物をさばいたり焼いたりは

たくさん見てきたけれど

こんな文字通りの“丸焼き”は

はじめてかも。

もちろん食べるためです。

 

 

 

大地にコロンと転がり

おだやかな顔で逝かれたブタさん。

ヤギと牛ばかりだから

たまにはブタが食べたい…。

(この時はもらえませんでした)

 

 

 

 

地味ながらアップダウンが

延々と続きます。

標高は1,000m近いのですが

夏が近づいてるらしく

日中はおそらく30℃越え、

暑い…。

 

 

 

 

 

 

 

 

100kmを走り「ミンガ」という村に着いたこの日。

宿がないので村の外れにある小さな集落に

テントを張らせてもらうことに。

 

 

 

この子供たちはすべて姉弟といとこ達。

おばあちゃんを中心とした

親戚による集落だそう。

なのでみんな仲良し。

 

 

 

 

 

右の水色のシャツが

集落のボス・“おばあちゃん”。

「何やら知らない外国人がいる」と、

近くから黄色い制服の学生たちが

集まってきました。

 

 

 

 

ガスや電気は通っておらず、

料理は火を起こしておこないます。

トウモロコシの粉を水と混ぜて

茹でるのはマラウイと同じ

伝統料理の“シマ”。

現地の主食です。

 

 

 

英語が伝わらないながら

疲れていることを察してくれて

ご馳走してくれました。

お礼に子供たちにビスケットをあげると

みんな大喜び。

 

 

 

 

日没は18時30分ごろ。

真っ暗な集落の真ん中に火を焚いて

みんなでおしゃべり。

20時ごろにはそれぞれ寝床に向かい

集落の1日は終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレート・イースト・ロード走行3日目。

乾季ということで雨の心配は全くありません。

その分、気温が日に日に高くなっている。

 

 

 

景色が変わらないここ数日。

どこまでも広がる山の途中に

小さな集落が時々あらわれる。

そして、「How are you?」

と何度も尋ねられる。

「I’m fine」は無視される。

 

 

 

 

 

 

 

 

90kmを走ると「カチョロラ」の村に到着。

変な名前。

 

 

村に唯一の宿は改修中で

水と電気がありません。

「それでもいいよ」と伝えると

割引価格の¥550にしてくれました。

屋根とベッドさえあれば

それはもう宿なんだから。

 

 

 

長い長いグレート・イースト・ロード。

まだ終わりは見えません。

 

 

 

 

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