Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

タンザニアの田舎を行く

2019.09.20 | タンザニア

【477日目 19,708km】

 

コログウェの町で1日休むと

次なる町「モロゴロ」を目指し、

再び南へ向かって走り出します。

 

 

ヨーロッパやモロッコと違って

観光都市が乏しいアフリカの国々。

ひたすら走っては休んでの繰り返しになりそうです。

 

 

 

町を出ると2つに分かれる道。

どちらを通っても目的地に向かうのですが

交通量の少ないであろう田舎道(右側)へ進むことにします。

 

 

 

路上のオレンジ商人。

真っ二つに切って

果汁を搾り取るように

かぶりつくのが

タンザニアの食べ方の様です。

 

 

 

 

天気はあいにくの曇り空。

気温は20~25℃でしょうか。

アフリカ大陸に関しては

来た時期が良かったのか、

サハラ砂漠といい

快適な気候を満喫してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな村で昼食休憩。

 

 

 

店先ではおっちゃんが

生肉の骨をぶつ切りにすべく

勢いよく包丁を振り下ろしています。

ワイルドなアフリカ流の調理。

 

 

 

 

 

ふと横を見ると

無残なヤギの姿が!

しかし、これも生きるということ。

感謝の気持ちを抱いて

いただきます。

 

 

 

 

ガスはなく

薪を燃やして屋外で調理されていく

ヤギの肉。

保健所の監査が入ったら即アウトでも

これがアフリカンスタイル。

 

 

 

 

トマトと煮たヤギ肉は

ごはんとの相性ピッタリ。

いくつか村を訪ねてきましたが

タンザニアにおいて、

お米はかなり広く

食べられているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後から走行再開。

この日はゆるやかに600mほど

標高を上げていく行程。

 

 

 

 

 

 

水を運ぶ少年も

長く続く上り坂に苦戦してるよう。

このあたり山中なので

平坦な道は無く

常に上るか、下っているか。

 

 

 

 

15時過ぎ頃、

この日の目的地ハンデニに到着。

出発したコログウェからは

60kmほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

村には安宿が多くあり

適当に決めたところにフラッと

入ってみることに。

寝床の心配しなくていいのは

本当に楽です。

 

 

 

 

大きなベッドで蚊帳も付いて

¥500。

とにかく安いので

複数の宿の値段を聞いて回ることすら

していません。

 

 

 

 

ただ、

シャワーやトイレの蛇口をひねっても

水は出ず。

貯水槽からバケツでくみ上げた

冷たい水でこの日の汗を

洗い流しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コログウェ出発2日目。

村を離れると激しいアップダウン。

大きなトラックが往来する主要道ではないので

傾斜はお構いなしで急なんです。

 

 

 

そして出発から5kmほどで

オフロード(未舗装路)突入。

事前に把握はしてたけど

いざガタガタ道を走ると

気が滅入る…。

 

 

 

 

オフロードを走り始めて

わずかのところで小さな集落を発見。

声を掛けられたので

ちょっとだけ覗いてみることに。

 

 

 

 

 

イスを勧められ、出てきたのは

アンダージ(タンザニア版ドーナツ)。

村を通過するたび

そこらじゅうで揚げているのが

目に留まります。

 

 

 

 

ゆっくり休ませてくれない

幼い子供たち。

一定の距離以上近づいては来ないけど

こちらに物凄く興味を持ってくれてるのは

伝わります。

 

 

 

 

再び走り出し

いよいよ道は山の中へ。

スムーズには走れないけど

車の数が少ないので

相当気持ちが楽です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに昼頃には別の村を発見。

食事を求めて立ち寄ることに。

 

 

 

しかし、ここでも出てきたのは

アンダージ。

ショウガたっぷりのチャイ(紅茶)

と一緒に頂きます。

 

 

 

 

 

このあたりかなりミツバチが多く、

ぼーっとしてると

甘いチャイのカップはハチだらけに。

自分で寄ってきといて

自分でおぼれていくんです。

ハチは賢いと思ってたのに…。

 

 

 

またもや集まってくる村の子供たち。

写真は少し怖いけど

カメラにも興味はあるみたい。

慣れると少しずつ色んな表情を

見せてくれる彼ら。

 

 

 

 

この日もあいかわらずのアップダウン。

交換したばかりのブレーキも

あっという間に

すれ減っていきそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日も60kmほどをはしって

比較的大きな村「ニゲロ」に到着。

 

 

 

見つけた宿はなんと¥250。

先日泊まったケニアの¥300という

最安値記録をあっという間に

更新してしまいました。

これがどこまでも続きますように。

 

 

 

 

村の中心では

サッカーに夢中の青年たち。

グラウンドが斜面だろうと

平気でプレーしています。

 

 

 

 

 

服脱いでやってる人たちもいるんですが

驚くべきはその筋肉。

やっぱりアフリカ系の肉体美は

ほかの人種とは異なるものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに村を歩いて食事探し。

路上で売っていたのは

キャッサバといわれる芋。

地理の授業で習ったけど

実際に目にするのは初めて。

 

 

 

 

トマトとタマネギの酢漬けを挟んで

いただきました。

サツマイモと山芋の間のような

食感でしょうか。

 

 

 

 

 

芋だけでは足りず

加えて牛肉を食すことに。

ヤギばかり食べてると

やっぱり牛の美味しさが分かります。

お腹にガツンとくる

抜群の食べ応え。

 

 

 

こんな感じで小さな村を転々としつつ

タンザニアの山間を進んでます。

動物たちまであと少し…。

 

 

 

25ヵ国目・タンザニア

2019.09.16 | タンザニア

【474日目 19,582km】

 

ケニアのナイロビから走ること3日。

あっという間に隣国への国境到着です。

 

 

 

やってきた25ヵ国目は「タンザニア」。

 

最高峰キリマンジャロのみならず

各地にある国立公園でのサファリツアーなど、

豊かな自然を活かした観光が世界的に有名なこの国。

 

ケニアと同じくスワヒリ語が話されており、

植民地時代以前のアフリカ古来の文化を

色濃く残す国でもあるそうです。

 

 

 

国境の向こう側の道路は

とても綺麗に整備されています。

山の中にもかかわらず

民家は途切れず続いていました。

 

 

 

 

 

カメラを向けると

喜んでポーズをとってくれた

この子たち。

見慣れぬ外国人に

興味津々なようです。

 

 

 

 

とにかく上がっては下る

の繰り返し。

ナイロビから3日続けて走ったこの日は

もうヘトヘト。

サハラを乗り越えた体力が

もう確実に落ちてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

入国初日に着いたのは

山間の小さな村「マシャティ」。

 

 

 

ひっそりとした村には不似合いな

あまりにも綺麗なホテルを発見。

どうせ高いだろうなと思いつつ

値段を尋ねると

1泊¥750!

即決でした。

 

 

 

翌朝目覚めると、

体がベッドに縛り付けられたのではと

錯覚するほどのヒドい筋肉痛。

予定変更でもう1泊しました。

筋肉痛と疲労で

終日なんにもできず…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ疲れも癒えたさらに次の日。

天気も良いし、

はりきってタンザニア走行2日目スタートです。

 

 

 

キリマンジャロ山麓を越えるまでは

とにかくアップダウン。

少しづつギアを上げたいのに

タンザニアなかなか手ごわいです。

 

 

 

 

 

昼前に小さな食堂でドーナツ休憩。

右の飲み物はコーヒーではなく

タンザニアの人が

日常的に飲んでいるチャイ。

ショウガ入りの紅茶で甘みたっぷり。

健康にも良さそうです。

 

 

 

山麓を降りきった午後からは

南東に伸びる国道をひたすら走ります。

主要道路の割には

交通量はまばら。

落ち着いてのんびり走ることが

出来ました。

 

 

 

道すがら存在感を放つのは

バオバブの木。

「星の王子様」に出てくるやつです。

どこか怪しげで、でも美しさのある

素敵なフォルムが好きです。

 

 

 

 

途中から

パイナップルゾーンに突入。

収穫作業を思うと

途方もない広さですが

目の前一面に広がっていました。

 

 

 

 

道路は最近工事が行われたのか、

赤ちゃんの頬っぺたくらい

滑々でなめらか。

多分いつまでもは

続かないだろうけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100kmを走ったこの日は「ムガガオ」に到着。

タンザニアは小さな集落でも

割と宿泊施設を備えてくれているようです。

 

 

 

WiFiはないけども、

その他には非の打ち所がないような

部屋なのに¥750。

¥2,000が最安値だった

西アフリカとの違いは

何なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンザニア走行3日目。

宿の前の兄ちゃんに

「喜望峰まで行くのか?!スゲぇな!頑張れ」と

気持ちよく励まされてこの日も漕ぎ出します。

 

 

 

「強風注意」の看板。

この注意書きの通り

この日は(翌日もだけど…)

絶え間ない向かい風に

悩まされました。

 

 

 

 

キリマンジャロ山麓を離れてから

緩やかな起伏がありつつも

基本的に道は平坦。

写真を見返しても変わり映えせず

これどこだろう、というよな

風景が延々と続きました。

 

 

 

砂漠をずっと走ってたとき

よりましだけど

頭がボーっとしてくる。

それでもただ黙って

漕ぎ続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は「ムコマジ」という村の宿に宿泊。

そして、

ここでちょっとしたトラブルが発生してしまいます。

 

 

宿のおばちゃんとひと通りのやり取りして部屋へ向かうと

廊下には2台の自転車が。

 

ノックすると出てきたのはニュージーランド人のカップルでした。

僕とは逆で、南アフリカからエジプトまで北上しているそう。

 

 

 

「あとで一緒にご飯食べよ」と告げ

それぞれの部屋へ向かいます。

荷物整理も済ませて

ベッドでリラックスすること

30分ほど。

誰かが僕の部屋をノックしてきました。

 

 

 

そこにいたのは現地人であろう

黒人のおっちゃんたちが5人ほど。

 

地元の自治体を名乗る彼らが言い出しました。

 

「君まだ、宿の帳簿に名前とか記入してないよね?

情報を記入せずに部屋に入ることはタンザニアでは違法だから。

隣のニュージーランド人もそうだけど、

罰金として約3万円払ってもらうよ」

 

 

 

確かにまだ帳簿記入も支払いもしてなかったのですが、

“なんじゃそのめちゃくちゃな罰金、怪しい奴め…”

と心の内に秘めつつ、

「そんなルール聞いたことないし、そもそもアンタら本物?

仮にそんな決まりあったとしても

説明してない宿の責任だと思うんですけど…」

 

ふと宿のおばちゃんを見ても

英語で話す僕らのことを理解できず

オロオロと戸惑った様子。

どうやらグルではなさそう…、多分。

 

 

 

そして会話を聞いた隣室の

ニュージーカップルも参戦。

特に彼女がヒートアップ。

「そんな罰金、どこの国だって

聞いたことないわよ!!」

 

 

 

 

奴ら:

「とにかく支払い義務は

宿じゃなくて、客である君たちにあるから。

すぐに払いなさい。現金で」

 

 

こっち:

「ルールがあるなら規定が書かれた書類持ってきてよ。

その上で、大使館に連絡とって

支払い義務があるって言うなら払うよ」

 

 

途中から同じことの繰り返しになりはじめた会話が

続くこと20分ほど。

ついに彼らは「やれやれ」という顔をして

引き上げていきました。

 

 

 

彼らが本物の公的機関で

僕らが本当に違反してたならば、

警察に連れて行ってでも支払いをさせるはず。

 

というか、

“帳簿への記帳をしてないだけで罰金”というのも

やはりあり得ないので

彼らはどう考えても金目当てのペテン師集団。

 

「とにかく変な奴らだったけど、

上手く撃退できて良かったね」と

一緒に食事を済ませて気持ち良く眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンザニア走行4日目。

逆の方向へ向かう“エマさん&カイルさん”

とはお別れ。

お気をつけて、良い旅を!

 

 

 

道に戻ると再びパイナップル畑。

でも実はなってないみたいです。

夏の果物だから

南半球ではあと半年後だろうか。

タンザニアのパイナップル

めちゃくちゃ美味しいらしいです。

 

 

 

アフリカで初めての水田を発見。

確かに皆お米たくさん食べてます。

泥が混じったような匂いと、

風に揺れる水稲の音。

祖国を思い出します。

あぁ、日本…。

 

 

 

謎の看板発見。

耳に斜線。

「しっかり聞け!」なのか

「何も聞くな!」なのか。

というか、

ホントに耳なのか。

 

 

 

少しづつ海が近づいたこのあたりで

初めての川に遭遇。

水があって緑が豊かで、

もうすぐ出会える野生動物たちの

声が聞こえてくるよう。

 

 

 

 

この日は80kmを走って

「コログウェ」到着。

同じような景色を

漕ぐこと数百km。

疲れました…。

 

 

 

 

 

 

 

ビルなんてないけど

タンザニアでは初めての町らしい町に着きました。

ちょっとこの町でひと休みです。

 

 

 

 

 

アフリカ後半戦スタート

2019.09.13 | ケニア

【470日目 19,252km】

 

飛行機でやって来たケニアの首都・ナイロビ。

3日ほど休みつつ準備を整えると東アフリカの旅の始まり。

ここから南アフリカ・喜望峰を目指して走っていきます。

 

ちなみに、ダカールからナイロビへ空路移動した際に

気づくと赤道を越えてしまってました。

ということでここからは

季節も逆転の南半球ということになります。

 

 

 

曇り空の下、漕ぎだしたのは

南東へと向かう幹線道路。

 

 

そしてなんと、

中国を出発して24か国目のケニアで

ついに初めての左側通行!

 

愛する祖国・日本と同じだけど

1年以上右側走ってたので

違和感が物凄い、すごく走りにくい…。

 

 

 

 

首都ナイロビ付近とあって

交通量はかなりのもの。

気をつけて進まねば。

運転マナーが悪いということはなく

スピード出しまくるドライバーも

いないようです。

 

 

 

休憩によったガソリンスタンドで

日本製品“レモンウォーター”を発見。

スポーツドリンク的な飲み物が

海外は少ないので

こういうものがもっと普及してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼に食堂で食べたのは「ウガリ」。

コーンスターチ(トウモロコシの粉)を

水で練って焼いたもの。

 

ケニア以南のアフリカでは広く食べられる主食だそうで

国境を変えるたびその呼び名を変えながらも

これから度々お世話になりそうです。

 

あまり味はなく、

付け合わせの肉や野菜と一緒に食べるのが定番。

 

 

 

 

 

 

 

午後からは青空が広がり

車の量も減って

気持ちの良い景色を

のんびりと走っていきました。

 

 

 

 

 

意外とアップダウンのあったこの地域。

西アフリカのサハラはほとんど

起伏がなかったので

足がなまってます。

登りがしんどい…。

 

 

 

 

道路脇には絶えず家々が立っていました。

自転車漕いでるとすごく目立つのですが

ケニアの人は皆

明るく声を掛けてくれたり

手を振ってくれたり。

初日から気分が良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひたすら幹線道路を110km走ったこの日は

「エマリ」に到着。

 

 

 

道路脇に宿を発見。

ケニアでは初めての宿泊なので

相場が気になりますが…

 

 

 

 

 

 

なんと1泊¥300!

お湯も出るし、蚊帳もついてるし

トイレットペーパーもタオルもついて

たったの¥300!

タダの野宿は何度もしてきたけど

宿泊施設としては最安値です。

 

 

 

夕食は近くの食堂でピラフ。

ケニアでは割と定番メニューな様です。

野菜もしっかり添えてあって

これが¥250。

ケニアは激安王国なのか…。

好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイロビ出発2日目。

この日は幹線道路をそれて南へ向かい始めます。

国境の町“オロイトキトク”まで100km。

 

 

 

ケニア入国以来

朝がたはいつも曇っています。

そういう時期なのか

気温も25℃くらいで

とても過ごしやすいです。

 

 

 

 

しばらくすすむと

“野生動物に注意”の看板が。

道路には現れないけど

一応、ゾウやキリンの生息域だそう。

出てこい、出てこい。

 

 

 

 

飛行機移動を挟んだこの2週間ほど、

自転車を全く漕いでいなかったので

一気に疲労が押し寄せました。

足が動かずペダルが重い。

サハラ砂漠では

我ながらよく毎日漕いでたな。

 

 

 

休憩をして

再び走り始めるとこんな看板が。

日本政府が小学校設立の援助を

してるみたいです。

アフリカではぜひ

学校訪問してみたいな。

 

 

 

ふと、道ばたを歩く

マサイ族のおっちゃん発見。

「写真NGだけどこれ撮っていいよ」

と見せてくれた棒。

テレビで見たことあるけど

これでライオンやっつけるそうです。

 

 

 

お腹すいたので

ふらっと食堂に寄ることに。

小麦粉を練った焼いたチャパティと

キャベツの炒め物を

食べようとしたその瞬間…

 

 

 

 

子供たちの集団が

コチラをじっと見てきました。

食べ物を狙ってるわけじゃないらしく

外国人に興味があったみたい。

寄ってくるけど声はかけてこないのが

シャイでカワイイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少しで目的の村という16時ごろ。

うっすらと大きな山の姿が見え始めました。

 

こちらは

言わずと知れた世界の名山、

アフリカ大陸最高峰「キリマンジャロ」です。

頂上には雲がかかってますが

その存在感は圧倒的。

じっと見つめていたくなります。

 

 

 

サバンナの低木の向こうに見る

キリマンジャロ。

どこまでもつづく赤土の大地。

こんな景色を見るために

旅に出たんだと

心奪われる風景でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

キリマンジャロに見とれながら走っていると、

後ろから古い自転車をキコキコと漕いでやってきて

そのまま並走し始めた少年・ダンくん。

 

夕日を浴びながら

簡単な英語で会話をしつつ、

5kmほど走ったところで

目的の町「キマナ」に到着。

疲れてたけど、ゆったりとした良い時間でした。

 

 

 

適当にふらっと入った安宿に

そのままチェックイン。

しっかりした作りだけど

昨日と同じく¥300。

もう世界中のホテルが

¥300ならいいのに…。

 

 

 

夕食はまたもやピラフ。

アフリカは料理がおいしくないと

聞いてましたが、

しっかり野菜も摂れるし

個人的には大満足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイロビ出発3日目。

やはり曇ってます。

このあたりキリマンジャロの山麓とあって

とにかく登りが続きます。

 

 

 

2時間ほど走ると

国境の町「オロイトキトク」到着。

変わった地名が多いけど

ケニアや周辺国で

多く話されているのはスワヒリ語。

「ジャンボ!」ってやつです。

 

 

 

昨日までのサバンナ地域よりも

山麓の方が

多く人が住んでいるようです。

町から国境までは

あと10kmほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして田舎道のひっそりとした国境に到着。

ケニア走行はたった3日間だったけど、

これからのアフリカ大陸の旅がより楽しみになる

良いスタートが切れました。

 

国境の向こうはタンザニア!

 

 

 

ケニアへ!

2019.09.9 | セネガル ケニア

【466日目 19,053km】

 

ダカールで一休みし

日本人宿「和心」の皆さんにお別れをすると、

いよいよ飛行機に乗って東アフリカ・ケニアを目指します。

 

 

 

郊外の空港までの移動はタクシー。

 

途中スコールが降り出して

ワイパーすら動かないボロ車の視界が奪われたときは

ホントにスリル満点でした。

こんなトコで旅を終えるのはヤダ…。

 

 

 

セダン型のタクシーの後部座席に

何とか荷物を載せてもらいます。

追加料金とられたけど

安全に空港に着いてくれれば

それでいい。

ちゃんと着いて…。

 

 

 

ダカール市内から1時間ほどで

無事到着。

今回の旅で飛行機初めてだし

自転車載せるなんて初体験なので

とにかくドキドキ。

 

 

 

 

 

 

 

「搭乗直前で自転車の積込みを断られた」とか

「調理用のガソリンボトルを没収された」など、

他のサイクリストたちの色々なエピソードを聞いて

かなり不安になっていたけれども

手続きは思いの外スムーズ。

 

自転車(23kg)と旅の荷物(28kg)の

過剰積載料金2万円を支払うと、

中身をチェックすることなく受け取ってくれました。

航空券と併せて7万円でケニアの首都・ナイロビへ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、コートジボワールを経由して

フライト時間は10時間足らず。

 

機内食食べて、

映画を観て(万引き家族)、

少し眠ると

あっという間に到着してしまいました。

 

 

 

到着すると荷物の受け取り。

大きな荷物なので

通常のベルトコンベアとは

別の場所での受け取りです。

自転車無事だろうか?

 

 

 

 

乗り換えもないし

1回飛行機に載せて下ろすだけなのに

やけにダンボールが

ボロボロになってました。

空港の人って荷物積む時投げますよね。

アレ、ホントに嫌なんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空港を出ると

タクシーに乗って予約していたゲストハウスへ。

たどりついた宿はマンションの1室。

玄関開けてビックリ、ヨーロッパの水準と変わらない

綺麗に整えられた部屋でした。

 

 

 

到着の翌日は

朝から自転車の組み立て作業。

空輸の際に傷がついてないか

不安だったけど、

とりあえず大きなダメージは

なさそうです。

 

 

 

宿のおばちゃんに見つめられながら

コツコツと作業。

分解を経験してるので

組み立てはすんなりできます。

自転車の構造に少し詳しくなりました。

今更だけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまた翌日、おばちゃんに

「アンタちょっとはナイロビ観光しなさいよ。

動物だけがケニアじゃないわよ」

と尻を叩かれ、

首都・ナイロビにくり出すことに。

 

 

 

大都市ナイロビはいつだって大渋滞。

滞在先から中心部まで

わずか20kmなのに

バスで1時間以上もかかりました。

自転車ぐらい遅い…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待して訪れたのは中心から少し外れにある

「キリンセンター」。

 

敷地内に足を踏み入れた瞬間から

もう彼らは見えてました。

近い、そしてデカい。

 

 

 

このセンターの魅力は

エサやり体験ができること。

「エサをくれくれ」と

待ってます。

首を長くして。

 

 

 

 

エサを食べるときは

舌をベロンと出してきます。

0mの距離まで近づいて見る

キリンの顔は可愛いけど

ちょっと怖い。

 

 

 

 

はい、ベロン。

舌の感触はかなりざらざらとしており

こちらの手はもれなく

ヨダレでべとべとになってしまいます。

しかも粘着性がすごくて

しっかり洗わないととれない。

 

 

 

草食性でおとなしいけれど、

首を振り回したり

後ろ足で蹴ったりと

攻撃力は高め。

天敵はほぼいないらしく

最強にちかい動物だそうです。

 

 

 

ふと後ろをみると

ちょこんと佇むイノシシ。

ここはキリンセンターなので

誰も見てくれません。

 

 

 

 

 

記念撮影。

これからサバンナの走行で

たくさん動物を見るだろうけど

触れることはないと思うので

とても貴重な体験です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイロビ市内に戻って

向かったのはKICC(ケニア国際会議場)。

宿のおばちゃんイチオシスポットです。

 

 

 

見どころは

27階のエレベーターを降りた

さらにその上。

屋上の展望台です。

雲が広がっているのが残念。

 

 

 

 

モーリタニア、セネガルと比べても

圧倒的に高層ビルが多い

ケニアの首都ナイロビ。

建設中のモノも多くあり

今なお経済発展中の様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に広がるナイロビの街並み。

この向こうには広大なサハラがどこまでも広がっています。

 

 

これから走るアフリカの大地には

一体どんな景色が待ち構えているだろう…。

期待なのか、不安なのか

胸のドキドキが止まりません。

 

目指すは南アフリカ・喜望峰。

アフリカ後半戦いよいよスタートです!

 

 

 

渡航準備 in ダカール

2019.09.5 | セネガル

【461日目 19,053km】

 

西アフリカ走行の最終地であるセネガルの首都・ダカール。

サハラ縦断の疲れを癒すためにも

のんびりしたいところでしたが、

東アフリカへの移動に伴う準備をしていかなければなりません。

 

 

 

まず向かったのは自転車屋さん。

 

実は、モーリタニアあたりから

ギアチェンジがうまくできなくなっており

だましだまし走って来たのですが、

ここで原因解明及び問題解決をしておかなければなりません。

ネットで見つけたお店が「Espace Velo」。

 

 

 

原因はリアディレーラー(変速機)。

修理不能なので

新品と交換する必要があるようです。

プロはすぐに問題を把握してくれる。

僕は旅をはじめて1年以上だけど

自転車の知識、大して増えてないです。

 

 

 

新しく取り付けてもらったのは

安心・安全のシマノ製(日本)。

小さな小屋みたいなお店だけれど

各パーツ部品かなり揃ってるようで

大抵の問題は解決してくれそう。

セネガル、侮れません。

 

 

 

さらに2万km近く走って

ついに初めて後ろのタイヤを交換。

よくここまで持ってくれました。

変速機と併せて1万円也(作業代込)。

最後は掃除までしてもらいます。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東アフリカへの移動は当然飛行機。

人生初の飛行機輪行(自転車の積込み)に挑戦です。

 

大きなスポーツショップを訪ねると

ちょうど店先で新品自転車の組み立てをしており、

「その横のダンボールちょーだい」と、

すんなり箱をゲット!(しかもタダ)

 

 

 

宿に戻ると、梱包するため

自転車をできるだけバラバラにします。

タイヤ、ハンドル、サドルにペダル

外せるものはすべて外す。

六角レンチ3サイズで

すべて分解できるようになってます。

 

 

 

日本でも自転車の分解したことないけど

ネットやYouTubeで予習済み。

梱包用のテープやプチプチの入手も

予想以上に苦労しました。

それでも、アフリカだって

なんやかんや手には入るものです。

 

 

 

3時間ほど作業をした末、

何とか箱詰めまで漕ぎ着けました。

雨季に入りはじめたセネガル

じめじめした30℃越えの暑さの中、

作業完了のころには

汗はダラダラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車の修理と梱包が完了したらやっと

観光にくり出します。

 

セネガルの港から船で20分ほど揺られた先、

海の上に浮かぶのは世界遺産「ゴレ島」。

 

 

 

上陸すると朝から沢山の観光客が。

雨季は曇りも多く

ときおり激しいスコールが降るのですが

この日は観光日和の

気持ちの良い晴天。

 

 

 

 

かつて西アフリカから集められた人々が

奴隷として売買されていた場がゴレ島。

ポーランドの“アウシュビッツ収容所”

広島の“原爆ドーム”などと同様、

人類の過ちを語り継ぐ

「負の遺産」として知られる所です。

 

 

 

小さな島を見下ろすと

決して大きな建物は無く、

民家サイズのものばかり。

言われなければ、

悲しい歴史を背負った場所だとは

感じることもありません。

 

 

 

アフリカ人たちが収容されていた

「奴隷の家」。

金品と交換された奴隷たちは

アメリカ新大陸の労働力として

海を越えて連行されたそう。

 

 

 

 

島の高台に建つモニュメント。

現在でも

北朝鮮、エリトリアなどの国では

強制労働、性的奴隷の形で

世界累計4000万人ほどの人が

奴隷状態下に置かれているのだとか。

 

 

 

セネガルの人たちにとっては

バカンス地のようでもあるらしく

眩しい日差しを浴びながら

波打ち際で皆キャッキャと

はしゃいでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダカール滞在中にお世話になっていたのは

日本食レストラン兼宿「和心」さん。

ダカール到着前からとても楽しみにしていた場所です。

 

 

 

営んでらっしゃるのは

千葉県出身の幼なじみ2人組。

原田さんは奥さんとお子さんも連れて

ご家族でセネガル生活を送っています。

前のお仕事を辞めてから

料理の勉強をはじめられたのだとか。

 

 

 

小林さんも日本では

飲食とは無関係の仕事をされており、

セネガルに移り住んできたそう。

2人とも僕の同学年

昭和62・63年組です。

海の外に出たがるゆとり世代。

 

 

 

感心したのは現地人スタッフが多くおり

皆さん慣れた手つきで

日本食を調理されていました。

現地セネガルに

雇用をもたらしていることが

素晴らしい。

 

 

 

頼んだのは“カツオのたたき”。

海に囲まれたダカールの港には

毎日新鮮な魚が水揚げされています。

生魚はいつぶりだろう?

シャキシャキの玉ねぎとの相性が

抜群の1品でした。

 

 

 

そして、もう一品は“そば”。

これまで様々な国の料理を

食してきましたが、

僕にとって揺らぐことのない

世界一の料理は“そば”なんです。

あぁ、美味し…。

 

 

 

お店の2階には寝室があり

宿としても利用できます。

ここに居たのは

個性的で面白い生き方してる人ばかり。

のんびりゆったりしながらも

刺激のある滞在でした。

 

 

 

 

 

 

 

おかげさまで

数か月ぶりに日本的空間を味わうことが出来ました。

 

食事だけでなく

日本から来られてる人たちと

久々に触れ合えたことで精神的な疲れも癒された気がする。

 

 

準備が整ったら

新たなステージ・東アフリカへと飛んでいきます!

 

 

 

西アフリカ編完走!

2019.09.2 | セネガル

【456日目 19,053km】

 

世界遺産の街サン・ルイから向かうのは

セネガルの首都・ダカール。

アフリカ大陸前半戦、

西アフリカ編のゴールとなる場所です。

 

 

 

サン・ルイの玄関口でもある大きな橋。

曇り空の下、ゆっくりと走り始めました。

 

 

 

サバンナ地帯の特徴は

乾いた砂の大地に

2~3mの背の低い樹木が

立ち並んでいること。

大型動物に会えるのは

まだ先なようですが。

 

 

 

路肩が狭いのが気になるけど、

交通量もそんなに多くないし

さほど運転マナーが悪くないようなので

割と落ち着いて走れます。

路面もキレイ。

 

 

 

 

サン・ルイを離れたセネガル北部。

何故か異様に

朽ち果てた家畜の亡骸が多いです。

ここまで走ってきて

牛の死骸なんてほとんど

見ることなかったのに…。

 

 

 

この日の宿泊予定は70kmほど走った

“ローガ”の町。

お昼過ぎには到着です。

のんびり進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予定していたホテルが高く

なんとか地域で一番安いであろう宿を見つけ出しました。

 

 

 

そうはいっても

こんなごく普通の部屋が

¥2,000。

アフリカは思ったほど

節約できそうにないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サン・ルイ出発2日目は、

出発してものの5分で後輪がパンク。

走り初めのパンクはホントに勘弁してほしいのに…。

道ばたで迅速に修理をおこないます。

 

 

 

気を取り直して再出発。

この日は100km超を走る予定ですが

道は平坦なうえに

コンクリートがとても滑らかなので

すごく走りやすい。

 

 

 

 

ヤギの亡骸をついばむワシ。

大型猛禽類が

さらっと登場してくるあたり

アフリカにやって来たなと

感じてしまう。

 

 

 

 

草を食む牛たち。

かなり痩せてるのが気になります。

肥えてないから美味しそうじゃないけど

この牛達も

食べられるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼過ぎに「メウエ」という町に到着。

熱心な客引きに寄せられ

ガーナ人夫妻が営む

レストランで休憩することに。

 

 

 

 

 

牛肉が入ったこちらの米料理が

かなりの絶品。

魚や米をふんだんに使う

西アフリカの料理。

日本人の口に合うのは

間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からも快調に走りつづけます。

怪しい空模様。

後から知ったことですが、

この日頃からセネガルは

3か月ほどの

短い雨季に突入したそう。

 

 

 

するとやはり

突然のスコールに降られ

道路脇の東屋で雨宿り。

短時間で一気に降るのが

この地域の雨季の特徴だそうです。

 

 

 

 

15分ほどで雨は上がり走行再開。

赤土が印象的なこのあたり。

道ばたには

アフリカの象徴でもある

バオバブの木が堂々と

生えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

130kmほどを走ったこの日は

「ティエス」の街に到着。

セネガルでもかなり大きな街だそうですが

高いビルなどはなく、

あまり人で溢れかえってもいないようです。

 

 

 

街の外れの宿へ。

敷地内でテントを張って

¥600で泊まらせてもらう

話だったのですが、

夜中に雨が降りそうなので

倉庫で寝させてもらうことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サン・ルイ出発3日目、

目的地のダカールまでは70km。

西アフリカ走行最終日ということで

最後まで安全運転!

 

 

 

夕べ激しい雨が降ったこともあってか

空の抜けるような青が気持ち良い。

ただ首都に向かっているので

着実に車の量は増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダカール中心部まで20kmの郊外に突入。

待っていたのは

先の見えない渋滞と

水はけが悪く汚水にまみれた道路。

どこの国であれ

首都を走るのは気持ちのいいものではないです。

 

 

 

さらに進むと

行き場のない雨水が溢れ

湖と化していました。

ため息をつきながらも

う回路を探しつつ

少しずつ進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもめげずに進み続け、

ついにセネガルの首都「ダカール」に到着しました!

 

ちなみに後ろに見えるのは、

2010年に北朝鮮に企業によって建てられた

「アフリカ・ルネサンスの像」。

当時の大統領が考案し、

像自体の存在意義があるのかと物議を醸しまくったそうです。

 

 

 

 

 

 

ジブラルタル海峡を渡ってやって来たアフリカ大陸。

モロッコから大西洋沿岸を南下してきましたが、

大陸の西側を走るのはここダカールで終了。

 

今度は東側へと飛行機で移動するわけですが、

その前にダカールでのんびり一休みしていきたいと思います!

 

 

 

23ヵ国目・セネガル

2019.08.29 | モーリタニア セネガル

【453日目 18,778km】

 

夏のサハラ砂漠を抜け、

モーリタニア南部から隣国・セネガルまであと少し。

引き続き南下を続けます。

 

 

 

モーリタニアの首都・ヌアクショットを発って

3日目の朝。

緑豊かな国立公園の道を走り始めます。

 

 

 

穏やかな朝の湿地帯では

牛たちものんびり。

付近には小さな集落もあるようなので

おそらく半野生化している

家畜たち。

 

 

 

 

空を映す水面でのどを潤すロバの親子、

その上を漂う水鳥。

砂漠を走り終えた先に待っていたのは

樹木が生い茂り

動物たちが暮らす

サバナ(サバンナ)地帯です。

 

 

 

水辺をバシャバシャと走って進むのは

イボイノシシ(写真左上)。

このコだけでなく、

家族連れなど合計20頭くらいは

見たんじゃなかろうか。

とにかくいっぱいいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと公園のエントランスへ。

公園を走り終えようというこの場所で

入場料の¥600を取られました。

「お金取んの?」と思ったけど

すごい気持ち良い道だったから

よしとする。

 

 

 

そしてさらにガタガタの未舗装路を

進みます。

緑の数がどんどんと増えていく。

サハラとサバンナ、

異なる気候の境目を

肌で感じることが出来ています。

 

 

 

 

 

 

そして10kmほど走ったところで

モーリタニア=セネガル国境に到着。

ほんの2週間ほどの滞在でしたが、

観光地巡りをしてないぶん、

モーリタニアは

人の優しさが特に心に残る砂漠の国でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つの国の間にまたがるのはセネガル川。

橋を渡って入国審査へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

やってきた23ヵ国目は「セネガル」。

公用語がフランス語であるほど、

かつて植民地支配していた

フランスの影響を強く受けていながらも

国民の多くがイスラム教を信仰している国。

 

昨年のワールドカップで日本と対戦したことも

記憶に新しいこの国が、

西アフリカの旅では最後の国となります。

 

 

 

 

 

 

モーリタニア側の未舗装路も終わり

綺麗なコンクリートを

気持ちよく走り始めます。

道ばたには相変わらず

ゴミがいっぱいだけど…。

 

 

 

 

こちらに手を振ってきた子供たち。

肌の色が違う外国人は

とにかく目立ってしまいます。

人懐っこくて元気な

セネガルの少年たち。

 

 

 

 

すると今度は、前から牛の大群が。

サハラを越えてから

途端に牛が増えたけど

このあたりの牛はとにかく

つのがデカい。カッコいい。

 

 

 

 

国境から20kmほど走れば

少しづつ街のニオイが

漂ってきました。

人と車の量が着実に

増えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、到着したセネガル最初の町は

「サン・ルイ」。

天気はあいにくの曇りですが…。

 

 

 

この街には2泊する予定なので

ゲストハウスへ。

ドミトリー(相部屋)で

¥1,500。

モーリタニアに続き、

あまり安くはないようです。

 

 

 

到着した日に食べたのは

ヴェトナム料理“フォー”。

せっかくだから現地料理を食べねば

という意識などありません。

やっぱりアジア料理は落ち着く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきたセネガル北部の「サン・ルイ」。

実は国内でも数少ない

世界遺産に登録された場所なのです。

 

 

 

大西洋に臨む水辺の街は

かつて植民地としてこの地を支配した

フランス文化を色濃く残す場所。

この文化的景観が

非常に価値があるとのこと。

 

 

 

 

碁盤目状に並んだ建物は確かに

ヨーロピアンな雰囲気を醸しています。

でも、正直これで世界遺産なの?

っていう感じがしなくもないのですが。

ちょっとうす汚れた感じが

良く言えば、渋い。

 

 

 

 

 

街を歩けば

至るところで子供たちがサッカーに

熱中しています。

どこがコートかも分からないけど

みんな必死にボールを追う。

 

 

 

 

日本人だよ、と伝えると

「ホンダ!カガワ!ナガトモ!

カワシマ!̪シバザキ!・・・」

もういいよってくらい日本代表選手の

名前を連呼してくれました。

ワールドカップの名残だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

港には何隻ものボートが停泊していました。

モーリタニアの水産業がさかんだったように

ここセネガルでも漁は重要な産業であるよう。

 

 

 

ただ残念なのは

とにかくゴミが酷い。

居住区の一画でもあるというのに

地面を埋め尽くすのは

ゴミ、ゴミ、ゴミ。

掃除をしなさい。

 

 

 

 

 

 

 

ということで

無事23ヵ国目のセネガルまで

やってくることが出来ました。

 

この調子でアフリカ大陸前半のゴールまで向かいます!

 

 

 

 

サハラ脱出!

2019.08.25 | モーリタニア

【452日目 18,715km】

 

西サハラ=モーリタニアの国境から南へとひた走り

たどり着いたのは

首都・ヌアクショット。

 

 

 

砂漠の真ん中にある

モーリタニア最大の都市はいかなるものかと

散策をすると、

これがもうゴミ、ゴミ、ゴミ。

 

 

 

ゴミを踏まずして歩くことは

不可能というほど

とにかく街中がゴミだらけ。

当然ニオイもかなりのもの。

おまけに砂埃も相当スゴイです。

 

 

 

 

そんななかでも

元気に暮らす地元の子供たち。

「写真撮ってよ」と親しげに

近寄ってきました。

さらには

お礼に僅かながら小銭を頂く始末。

 

 

 

なんでこんなに街中に捨てるんだろう

と思うけど、ゴミ処理システムは

確立してないだろうし…。

大した観光地がないことからも

「世界一しょぼい首都」なんて

言われるとか。

 

 

 

イスラム教国らしく

モスクもあります。

さすがにこの周辺は

若干ながら綺麗ではありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中心の一番汚いであろうエリアから

少し離れたところにある

ゲストハウスに滞在しました。

 

 

 

数千円の高値が続いていた

モーリタニアの宿ですが、

コチラは¥600。

砂漠の疲れを癒すため

4泊もしてしまいました。

 

 

 

水のない砂漠を走ってたので

これまで蚊はいなかったのに、

人の暮らす都市ともなれば

やっぱり奴らは現れます。

かゆくてかゆくて寝苦しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れが癒えたらヌアクショットを出発。

10kmほど走れば都市圏を抜け、ご覧の風景。

サハラ砂漠はもう少し続くようです。

 

 

 

ただこれまでより家の数も増え、

砂の大地に木が生えています。

もう何十kmに渡って

何もないということはなさそう。

 

 

 

 

 

道ばたのモスクで昼休憩。

この時、

弱いながら向かい風が吹いており

なかなかスムーズに進めません。

 

 

 

 

 

再び走り出すと

目の前にはラクダが。

ちゃんと左右を見て

車が来てないのを確かめてから

渡ってましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

110kmを走って夕方、

「ティグエンド」という村に到着。

 

 

宿探しの前に飲み物を買いに商店へ行くと、

英語ペラペラな男性が声を掛けてきて

「俺んち泊まって来なよ!」とのこと。

 

 

 

イギリスで働いており数年ぶりに

帰国したという“アドゥラミさん”。

「旅人を助けるのは当たり前だよ」

という嬉しい言葉。

 

 

 

 

 

離れにマットレスを用意していただき、

ここでゆっくり休ませていただきました。

夕ご飯までごちそうになって

至れり尽くせり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。

人の家にお世話になった時は

相手のお顔を忘れないためにも

記念写真を撮らせてもらうのですが、

僕が出発するときになっても寝ていたアドゥラミさん。

 

「気をつけてね、良い旅を。おやすみ…zzz」

 

起きてくれませんでした。

昨日撮っときゃよかったと思いつつ

この日も出発。

 

 

 

道の両脇にはまばらながらも

木々が立ち並ぶようになりました。

一瞬にしてではなく

少しずつ変わっていく景色を

堪能できるのは

自転車旅の良いところ。

 

 

 

気温は30℃ちょっとでしょうか。

西サハラよりも暑くはなってるけど、

路肩に小さな商店がいくつもあるので

水分補給は簡単です。

大量に水を運ばなくてもいいから

助かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

隣国・セネガルに向かうにおいて、

主要道(オレンジ)を進み

「ロッソ」という街で越境する予定だったのですが、

■国境であるセネガル川を渡るためにボートにすし詰めにされる

■入国審査の際にワイロを請求される

との悪評があったので、

外れの田舎道(青)を進んで「ディアマ」の国境を目指すことに。

 

途中、国立公園もあるので

景色もいいのではと淡い期待。

 

 

 

実際の分かれ道。

右側に行く車は少なく

多くの人が

主要道を進み

ロッソに向かっているようでした。

 

 

 

 

進んだ先には多くのアップダウンが…。

疲れは溜まるけど、

徐々に増えていく緑に心が和む。

いよいよ砂漠を渡りきろう

というところなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、分かれ道から30kmほど。

緑の生い茂った一帯に瑞々しい湿地帯があらわれました!

 

モロッコから走り続けることおよそ2,000km。

明らかな標識なんかはないですが

この瞬間、サハラ砂漠縦断を達成したことに!

 

不安だらけでしたが、人の助けもあり

無事渡り切ることが出来ました。

 

 

 

さらに進んだ先は、

決して交通量の多い道ではないので

舗装もされておらず

牛が堂々と闊歩しています。

過酷な地帯を越えた安心感と達成感で

胸を弾ませのんびり走ります。

 

 

 

国境であるセネガル川に沿った

未舗装路が50kmにも及びます。

どのみち今日の到着は無理なので

ガタガタ道をゆっくり進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道を外れた、あたりに人もいない所で

この日は野宿。

夜になれば十分涼しいです。

 

 

 

アフリカにも売ってます、

夏の風物詩。

水辺なのでおそらく夜は

いっぱい蚊が出てくるはず。

 

 

 

 

 

ディナーは

久しぶりのインスタントラーメン。

キャンプってくせになるもので

久々に1泊すると

次の日もやりたくなるんですよね。

 

 

 

国境までもう少し。

 

 

 

首都・ヌアクショット

2019.08.21 | モーリタニア

【447日目 18,504km】

 

掘立小屋の食堂を営むセイドゥさんとお別れした

モーリタニア入国3日目の朝。

再び南を向き始めた道路を進んでいきます。

 

 

 

南に向いたことで横風はまた追い風に変わりました。

ただ少し内陸に入ったせいか

風自体が弱め。

もっと強く吹いてほしいけど

自然にわがままを言っても仕方がない。

 

 

 

70kmほどを走ったお昼頃。

道路脇にガソリンスタンドと

小さな商店を見つけたので

ここで一休み。

 

 

 

 

 

かなり人懐こい

モーリタニアの人たち。

道中で

旅に興味を持ってくれる人に出会うと

本当に元気をもらえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで涼しかったサハラ砂漠も

この日からかなり暑くなってきました。

やはり南に下りてきているからなのか。

ここにきてはじめて

夏を感じているかもしれない。

 

 

 

 

とはいえ乾燥してるし

35℃いかないくらいだと思うので

日本の酷暑に比べるとマシなのかも。

なんとかバテることなく

走ることが出来てます。

 

 

 

 

モロッコにまけない程の頻度で

軍や警察の検問があります。

毎回パスポートを出すのは手間だけど

しっかり治安維持してくれてるようで

旅人からするとひと安心。

 

 

 

 

モーリタニア軍の方と。

アフリカ系とアラブ系の人々が共存する

モーリタニアを象徴する写真です。

そこに平べったい顔をした

日本人も混ざってみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

150km近く走ったこの日は“シャミ”の町に到着。

しかし予定していたモーテルがなんと¥7,500。

モーリタニアには安宿の概念があまりないみたいです。

 

 

 

「えー、高いよ!高い、高い!!」と

駄々をこねると

現在使っていないらしい倉庫らしき

ところで寝かせてくれました。

シャワー付きとはいえこれでも

¥1,500だし、やはり高い…。

 

 

 

夕食はまたもやチェップ。

決して食のバリエーションが

豊富ではないらしいモーリタニア。

それでも素材が良いのか

お米と魚が本当に美味しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーリタニア入国4日目。

ひきつづきひたすら南下するのですが

この日は弱いながらも向かい風が吹いてました。

ずっと追い風って聞いてたのに話と違う…。

 

 

 

朝から気温も上がって

体力が奪われます。

どこまでもつづく砂漠を

ノロノロと走るのは

精神的にも参ります。

しんどい…。

 

 

 

昼過ぎに道ばたお家の小屋で

休憩させてもらうことに。

日陰でくつろぎながら

パンを頬張る。

 

 

 

 

 

休んでると小さな女の子が

謎の生命体の赤ちゃんを

見せてくれました。

体長2cmほどの哺乳類っぽい生き物。

「正体分かるよ」という方は

早急にご連絡ください。

 

 

 

再び走り始めますが

午後から向かい風が強くなり

走行不可能と判断。

砂漠の真ん中で

無駄に体力を奪われることは

何としても避けなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

予定の半分も満たない70kmを走ったところで

集落を発見。

小さな商店で水を買い求めると、

男の子に導かれ

大きなテントへと連れていかれました。

 

 

テントの中では、男性3人組が

村の大勢の女性に

なにやらプレゼンテーションを行っております。

こちらに気づいた男性たちは英語が堪能。

事情を説明すると今晩ココに泊めてもらえることに。

 

 

 

この時、村には

男性3人組以外がほぼ女性。

基本的に女性(特に未婚)は

撮影禁止なので

あまり村の様子を撮影出来てません。

 

 

 

 

夜は魚料理を頂くことに。

海が近いこのあたりは

「魚が美味しいんだよ」と

村の方が胸を張る一品です。

 

 

 

 

 

出てきたのがコチラ。

見た目はシンプルですが

この揚げた白身魚が絶品で

食べた瞬間に口いっぱいに

旨味が広がるんです。

アフリカ大陸暫定1位。

 

 

 

こちらのとんがり屋根の

可愛らしい小屋で寝させてもらいます。

砂漠の夜は気温が下がるけど

寒くもなく暑くもなく

快適に寝ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、出発前の記念撮影。

 

実は、

左側の僕を挟んだ男性3人組は

エネルギー関連の外資系企業に勤めるモーリタニア人で、

付近で採れる鉱石の有用性と危険性を

砂漠の村々に説明する広報活動をされており、

昨日のプレゼンがまさにそれ。

僕と同じようにこの村に泊まられてました。

 

右側が集落のトップである女性たち。

このあたりの地域は女性の立場がかなり強いそう。

この時だけは撮影許可を頂きました。

 

 

 

 

 

 

モーリタニア出国5日目。

この日も向かい風で思うように進まない。

おかげに起伏も多い。

 

 

 

毎日風を受けて進みまくってた

西サハラがもう懐かしい。

風を貯金できたらいいのにという

よく分からないことまで考えるほど

暑いし、疲れてきてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼に到着した村で長めの休憩。

ばったり出会った村長らしき男性に

ボロボロになった学校を案内されました。

 

「日本人の力で建て替えることができないだろうか?」

無力で申し訳ない…。

 

 

 

涼しくなった夕方に

もうひと踏ん張り。

モーリタニアの海沿いに大きな街は

ほとんどなく、

この日も数軒が並ぶだけの

小さな集落を発見。

 

 

 

コチラの宿に

泊めてもらうことにしました。

どうやらこのカタチの小屋が

この地域の定番みたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーリタニア入国6日目。

休養日をとることなく8日間も走っているので

疲労で体はボロボロ。

なかなか思うように前へ進みません。

 

 

 

それでも何とか這うように

進んでいると

数日振りに都市空間が見えてきました。

もうすぐで休める…。

 

 

 

 

 

そして国境から走ること500km。

ついにモーリタニアの

首都・ヌアクショットに到着です。

 

 

 

 

 

 

サハラ砂漠もぼちぼち終盤。

ホント、疲れた…。

 

 

 

22ヵ国目・モーリタニア

2019.08.13 | モーリタニア

【443日目 18,196km】

 

追い風の助けを受けて

どこの国でもない地域・西サハラを脱出。

次なる国の始まりです。

 

 

 

やって来た22ヵ国目は“モーリタニア”。

 

正式名称「モーリタニア・イスラム共和国」の名の通り

イスラム教を信仰する国家で、

人口は400万人ほど。

国土の9割が砂漠が占める砂の国です。

 

主要産業の1つが水産業で、

特に日本で消費されているタコの30%が

ここモーリタニア産だとか。

はたして現地で美味しいタコは食べられるのか?

 

 

 

 

道路状況の悪い国境をなんとか越えたけど

すでに15時ごろになっていたこの時は

疲れてフラフラ。

国境越えってなんとなく

神経が磨り減る場面でもあります。

 

 

 

国境から10kmほどで

東西に分かれる分岐点に到着。

予定では東側(写真左側)に

向かうつもりでしたが…

 

 

 

 

 

 

国境越えで体力を奪われていたことと

これまでの追い風が厳しい横風になることを考慮し、

疲れを癒すためにも

この日は50km先にあり

半島の先端に位置する最寄り都市“ヌアディブ”

に向かうことに。

 

また逆戻りする必要があるけど

この時は疲れて早く休みたかった…。

 

 

 

追い風に乗っかり

勢いよく半島を南下していきます。

ここ2週間ほど風ありきで走ってるから

足がなまってるんじゃなかろうか

と心配。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌアディブに到着し、

ゆっくり休もうと安宿を探し始めたこの時

モーリタニアの厳しい現実を知りました。

 

訪ねたホテルはいずれも¥4,000越え。

 

 

もっと安いところがあるはずと

疲れた体にムチを打つけど、

街はゴミだらけで臭いし

車のクラクションはうるさいし

自転車乗りながらイライラ、イライラ。

 

 

 

なんとか見つけた最安値が

¥3,000。

モロッコでは

¥600前後で泊まれてたのに。

でも砂まみれで野宿する元気もなく

なくなくチェックイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーリタニア入国2日目。

もう1日休みたかったけれど

ホテルが高いので出ていかざるを得ません。

 

前日の分岐点まで北上して戻る必要がありますが

「一度走った道は交通機関で戻っても良い」

というルールがこないだ制定されたので

またもやヒッチハイクをすることに。

 

 

 

1時間近く粘ったころ

北の国境方面に向かうという

1台の軽トラが泊まってくれました。

言葉通じないけどタダでいいのかな?

タダでありますように。

 

 

 

 

荷台に自転車を乗っけると

トコトコ走り出してくれました。

風を直に感じられるオープンカーで

砂漠を突き進むのは

最高に気持ちが良いです。

砂がすごいけど…。

 

 

 

ゆっくりゆっくり進んで1時間ほど、

荷台に揺られ続けて昨日の分岐点までやってきました。

軽トラの運ちゃんはお金をせびることもなく

国境の方へと去っていきました。

(タダだ!)

 

ここからは覚悟を決めて

強い横風を受けて進まねばなりません。

 

 

 

横風と共に舞う砂のつぶてが

頬にぶつかって痛いのなんの。

追い風のない砂漠はここまで

厳しいものなのか…。

早く南に向かって走りたい。

 

 

 

 

遠くに見えるのは鉱石を積んだ鉄道。

連結車両の全長が3kmにもなる

こちらの列車は世界一の長さだとか。

確かに途切れることなく

延々と続いていました。

 

 

 

 

さらに途中では

飛行機の翼らしきものを発見。

ここで組み立てるわけはないし

何をするつもりなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分岐点から走り始めて40kmほど。

日も傾き始めたころに集落に到着しました。

 

道ばたに建てられた掘立小屋の中に商店を発見。

冷たい飲み物を求めて向かうと

背後から一人の男性が。

「俺んとこレストランやってるから食べてってよ」

 

 

 

国境で働くセイドゥさんが家族と営む

小さなレストランにお邪魔しました。

(ただの小屋だけど…)

小さな男の子が元気で

ホントに賑やか。

 

 

 

 

でてきたのは

モーリタニア料理“チェップ”。

ご飯の上に魚と野菜がのっただけだけど

食べやすくてとても美味しい。

1人前が50ウギア(¥150)の

激安価格。

 

 

 

仲良し家族と話をしていると

今夜ここで泊まっても良い

ということになりました。

モロッコから人の誘いに

乗りすぎな気がするけどいいのかな?

まあ、いいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

集落の名前は“ボン・ラヌアー”。

モーリタニア突入してからの特徴は

一度道路を外れてしまうと

とにかく砂だらけということ。

タイヤが埋まって村の中には

自転車の乗り入れができません。

 

 

 

砂漠に沈んでいく夕陽。

サハラでは

ゆっくり夕陽を拝んでなかったけど

この時は実に幻想的で美しかった。

 

 

 

 

 

1晩お世話になるセイドゥさんの食堂。

壁は段ボールで張り合わされています。

ご自宅は少し離れた

別の場所にあるそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

セイドゥさんとの1枚。

 

舞い上がる砂と値段の高いホテルで

第一印象の良くなかったモーリタニアですが、

いざ走り始めると、

心優しい人が暮らしている場所であることに気づかされます。

 

これからこの国を進んでいくのが楽しみ。

 

 

 

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