Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

神奈川到着、ウォーミングアップ完了。

2024.03.31 | 一時帰国

これまで、6日間かけて広島から京都まで走行。

日々の走行とテント泊を繰り返すことで

着々とアウトドアモードの心と体を取り戻しています。

 

 

 

 

 

雨に降られた京都到着翌日、旅の7日目。

ここまでスムーズに来ていることから

先を急がずもう一泊することに。

午後の晴れ間を見計らって、少しばかり観光しました。

さくっと滞在時間が短くなるのは一人旅あるある。

 

 

 

そして翌日、曇り空の下

京都を発ちました。

滋賀との県境、逢坂の関。

“これやこの、行くも帰るも別れては…”

バシンッ、て

札を叩きたくなりますな。

 

 

 

この日は90kmを走り

鈴鹿峠を越え、三重県に突入。

伊勢湾沿いの公園でテント泊です。

ここまで、割と綺麗な芝生の

公園を簡単に見つけることが出来てます。

意外と野宿できるぞ、日本。

 

 

 

 

 

 

 

三重県は伊勢半島へと南下。

名古屋を通れば最短ルートですが、大都市って

道は複雑だし、車多いし、なるべく避けたいんです。

 

おかげで人生初の“お伊勢参り”ができました。

平日でも人は多いけど、やはり荘厳な雰囲気で

心を清めてもらった気がします。(もともと清らかですけど…)

 

 

 

名物の“伊勢うどん”。

全然コシがなくてふにゃふにゃです。

香川県に2年住んでた身としては

価値観の覆るうどんでした。

うどん県過激派は認めないかもですが、

これはこれで美味。

 

 

 

鳥羽からフェリーで対岸の渥美半島へ。

半島の付け根、田原市にてテント泊。

「野宿の時って何してんの?」って

よく聞かれますが、

20時過ぎには夢の中です。

疲れてるので小学生より良く寝ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

京都出発3日目に静岡県に突入しました。

各所に関所のある東海道に沿って進みます。

いよいよゴールの神奈川も射程圏内。

 

 

 

静岡の誇るハンバーガー

レストランチェーン「さわやか」へ。

もうね…、これからもずっと好きです。

工場から店舗への輸送時間を考慮して

県外進出しないんですって。

誇り高きハンバーグ。

 

 

 

この日どうしてもシャワー浴びたかったので、

友人からのアドバイスを元に、

人生初のネットカフェに泊まってみました。(写真なし)

けど、ちょっと狭いし音もするし、テントの方が良く寝られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

京都出発4日目。

この日ついに、富士山をおがむことが出来ました。

特に綺麗だったのが静岡市は“さった峠”からの景色。

ただここに来るまでの斜度が約26%という、

海外でもお目にかかれない激坂でした。

 

 

この日は富士市の

“田子の浦”にてテント泊。

夜の公園って

結構若い人が集まるんですよ。

「えっ?誰かキャンプしてない!?」

ってヒソヒソ声をよく聞きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして京都から5日目、スタートの広島からは12日目。

ついにゴールの日だと意気込み

荷物を積み込んでペダルを踏みしめると、

前輪が伊勢うどんのようにふにゃふにゃ…。

「やれやれ全く」と愚痴を言う相手もおらず

黙々と修理し、走り始めました。

 

 

 

急峻な坂の続く箱根を避け

御殿場方面へ。

なだらかな坂を下ると

神奈川県に突入しました。

ここまでくればもう道も

頭に入っています。

 

 

 

そして、ゴールである平塚市の自宅へ。

最後まで大きなトラブルもなく

気持ち良く

走り切ることが出来ました。

二週間足らずですが

ささやかな達成感があります。

 

 

 

ということで、12日間、およそ800kmに及ぶ

広島から神奈川への自転車旅は無事終了。

 

予想以上に体のコンディションも良く、

追加で必要なものなども分かったし、とても有意義な旅でした。

出発までもう少し。

不安と期待を胸に日々過ごしております。

 

 

 

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