Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

カテゴリー: セネガル

ケニアへ!

2019.09.9

【466日目 19,053km】

 

ダカールで一休みし

日本人宿「和心」の皆さんにお別れをすると、

いよいよ飛行機に乗って東アフリカ・ケニアを目指します。

 

 

 

郊外の空港までの移動はタクシー。

 

途中スコールが降り出して

ワイパーすら動かないボロ車の視界が奪われたときは

ホントにスリル満点でした。

こんなトコで旅を終えるのはヤダ…。

 

 

 

セダン型のタクシーの後部座席に

何とか荷物を載せてもらいます。

追加料金とられたけど

安全に空港に着いてくれれば

それでいい。

ちゃんと着いて…。

 

 

 

ダカール市内から1時間ほどで

無事到着。

今回の旅で飛行機初めてだし

自転車載せるなんて初体験なので

とにかくドキドキ。

 

 

 

 

 

 

 

「搭乗直前で自転車の積込みを断られた」とか

「調理用のガソリンボトルを没収された」など、

他のサイクリストたちの色々なエピソードを聞いて

かなり不安になっていたけれども

手続きは思いの外スムーズ。

 

自転車(23kg)と旅の荷物(28kg)の

過剰積載料金2万円を支払うと、

中身をチェックすることなく受け取ってくれました。

航空券と併せて7万円でケニアの首都・ナイロビへ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、コートジボワールを経由して

フライト時間は10時間足らず。

 

機内食食べて、

映画を観て(万引き家族)、

少し眠ると

あっという間に到着してしまいました。

 

 

 

到着すると荷物の受け取り。

大きな荷物なので

通常のベルトコンベアとは

別の場所での受け取りです。

自転車無事だろうか?

 

 

 

 

乗り換えもないし

1回飛行機に載せて下ろすだけなのに

やけにダンボールが

ボロボロになってました。

空港の人って荷物積む時投げますよね。

アレ、ホントに嫌なんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空港を出ると

タクシーに乗って予約していたゲストハウスへ。

たどりついた宿はマンションの1室。

玄関開けてビックリ、ヨーロッパの水準と変わらない

綺麗に整えられた部屋でした。

 

 

 

到着の翌日は

朝から自転車の組み立て作業。

空輸の際に傷がついてないか

不安だったけど、

とりあえず大きなダメージは

なさそうです。

 

 

 

宿のおばちゃんに見つめられながら

コツコツと作業。

分解を経験してるので

組み立てはすんなりできます。

自転車の構造に少し詳しくなりました。

今更だけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまた翌日、おばちゃんに

「アンタちょっとはナイロビ観光しなさいよ。

動物だけがケニアじゃないわよ」

と尻を叩かれ、

首都・ナイロビにくり出すことに。

 

 

 

大都市ナイロビはいつだって大渋滞。

滞在先から中心部まで

わずか20kmなのに

バスで1時間以上もかかりました。

自転車ぐらい遅い…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待して訪れたのは中心から少し外れにある

「キリンセンター」。

 

敷地内に足を踏み入れた瞬間から

もう彼らは見えてました。

近い、そしてデカい。

 

 

 

このセンターの魅力は

エサやり体験ができること。

「エサをくれくれ」と

待ってます。

首を長くして。

 

 

 

 

エサを食べるときは

舌をベロンと出してきます。

0mの距離まで近づいて見る

キリンの顔は可愛いけど

ちょっと怖い。

 

 

 

 

はい、ベロン。

舌の感触はかなりざらざらとしており

こちらの手はもれなく

ヨダレでべとべとになってしまいます。

しかも粘着性がすごくて

しっかり洗わないととれない。

 

 

 

草食性でおとなしいけれど、

首を振り回したり

後ろ足で蹴ったりと

攻撃力は高め。

天敵はほぼいないらしく

最強にちかい動物だそうです。

 

 

 

ふと後ろをみると

ちょこんと佇むイノシシ。

ここはキリンセンターなので

誰も見てくれません。

 

 

 

 

 

記念撮影。

これからサバンナの走行で

たくさん動物を見るだろうけど

触れることはないと思うので

とても貴重な体験です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイロビ市内に戻って

向かったのはKICC(ケニア国際会議場)。

宿のおばちゃんイチオシスポットです。

 

 

 

見どころは

27階のエレベーターを降りた

さらにその上。

屋上の展望台です。

雲が広がっているのが残念。

 

 

 

 

モーリタニア、セネガルと比べても

圧倒的に高層ビルが多い

ケニアの首都ナイロビ。

建設中のモノも多くあり

今なお経済発展中の様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に広がるナイロビの街並み。

この向こうには広大なサハラがどこまでも広がっています。

 

 

これから走るアフリカの大地には

一体どんな景色が待ち構えているだろう…。

期待なのか、不安なのか

胸のドキドキが止まりません。

 

目指すは南アフリカ・喜望峰。

アフリカ後半戦いよいよスタートです!

 

 

 

渡航準備 in ダカール

2019.09.5

【461日目 19,053km】

 

西アフリカ走行の最終地であるセネガルの首都・ダカール。

サハラ縦断の疲れを癒すためにも

のんびりしたいところでしたが、

東アフリカへの移動に伴う準備をしていかなければなりません。

 

 

 

まず向かったのは自転車屋さん。

 

実は、モーリタニアあたりから

ギアチェンジがうまくできなくなっており

だましだまし走って来たのですが、

ここで原因解明及び問題解決をしておかなければなりません。

ネットで見つけたお店が「Espace Velo」。

 

 

 

原因はリアディレーラー(変速機)。

修理不能なので

新品と交換する必要があるようです。

プロはすぐに問題を把握してくれる。

僕は旅をはじめて1年以上だけど

自転車の知識、大して増えてないです。

 

 

 

新しく取り付けてもらったのは

安心・安全のシマノ製(日本)。

小さな小屋みたいなお店だけれど

各パーツ部品かなり揃ってるようで

大抵の問題は解決してくれそう。

セネガル、侮れません。

 

 

 

さらに2万km近く走って

ついに初めて後ろのタイヤを交換。

よくここまで持ってくれました。

変速機と併せて1万円也(作業代込)。

最後は掃除までしてもらいます。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東アフリカへの移動は当然飛行機。

人生初の飛行機輪行(自転車の積込み)に挑戦です。

 

大きなスポーツショップを訪ねると

ちょうど店先で新品自転車の組み立てをしており、

「その横のダンボールちょーだい」と、

すんなり箱をゲット!(しかもタダ)

 

 

 

宿に戻ると、梱包するため

自転車をできるだけバラバラにします。

タイヤ、ハンドル、サドルにペダル

外せるものはすべて外す。

六角レンチ3サイズで

すべて分解できるようになってます。

 

 

 

日本でも自転車の分解したことないけど

ネットやYouTubeで予習済み。

梱包用のテープやプチプチの入手も

予想以上に苦労しました。

それでも、アフリカだって

なんやかんや手には入るものです。

 

 

 

3時間ほど作業をした末、

何とか箱詰めまで漕ぎ着けました。

雨季に入りはじめたセネガル

じめじめした30℃越えの暑さの中、

作業完了のころには

汗はダラダラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車の修理と梱包が完了したらやっと

観光にくり出します。

 

セネガルの港から船で20分ほど揺られた先、

海の上に浮かぶのは世界遺産「ゴレ島」。

 

 

 

上陸すると朝から沢山の観光客が。

雨季は曇りも多く

ときおり激しいスコールが降るのですが

この日は観光日和の

気持ちの良い晴天。

 

 

 

 

かつて西アフリカから集められた人々が

奴隷として売買されていた場がゴレ島。

ポーランドの“アウシュビッツ収容所”

広島の“原爆ドーム”などと同様、

人類の過ちを語り継ぐ

「負の遺産」として知られる所です。

 

 

 

小さな島を見下ろすと

決して大きな建物は無く、

民家サイズのものばかり。

言われなければ、

悲しい歴史を背負った場所だとは

感じることもありません。

 

 

 

アフリカ人たちが収容されていた

「奴隷の家」。

金品と交換された奴隷たちは

アメリカ新大陸の労働力として

海を越えて連行されたそう。

 

 

 

 

島の高台に建つモニュメント。

現在でも

北朝鮮、エリトリアなどの国では

強制労働、性的奴隷の形で

世界累計4000万人ほどの人が

奴隷状態下に置かれているのだとか。

 

 

 

セネガルの人たちにとっては

バカンス地のようでもあるらしく

眩しい日差しを浴びながら

波打ち際で皆キャッキャと

はしゃいでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダカール滞在中にお世話になっていたのは

日本食レストラン兼宿「和心」さん。

ダカール到着前からとても楽しみにしていた場所です。

 

 

 

営んでらっしゃるのは

千葉県出身の幼なじみ2人組。

原田さんは奥さんとお子さんも連れて

ご家族でセネガル生活を送っています。

前のお仕事を辞めてから

料理の勉強をはじめられたのだとか。

 

 

 

小林さんも日本では

飲食とは無関係の仕事をされており、

セネガルに移り住んできたそう。

2人とも僕の同学年

昭和62・63年組です。

海の外に出たがるゆとり世代。

 

 

 

感心したのは現地人スタッフが多くおり

皆さん慣れた手つきで

日本食を調理されていました。

現地セネガルに

雇用をもたらしていることが

素晴らしい。

 

 

 

頼んだのは“カツオのたたき”。

海に囲まれたダカールの港には

毎日新鮮な魚が水揚げされています。

生魚はいつぶりだろう?

シャキシャキの玉ねぎとの相性が

抜群の1品でした。

 

 

 

そして、もう一品は“そば”。

これまで様々な国の料理を

食してきましたが、

僕にとって揺らぐことのない

世界一の料理は“そば”なんです。

あぁ、美味し…。

 

 

 

お店の2階には寝室があり

宿としても利用できます。

ここに居たのは

個性的で面白い生き方してる人ばかり。

のんびりゆったりしながらも

刺激のある滞在でした。

 

 

 

 

 

 

 

おかげさまで

数か月ぶりに日本的空間を味わうことが出来ました。

 

食事だけでなく

日本から来られてる人たちと

久々に触れ合えたことで精神的な疲れも癒された気がする。

 

 

準備が整ったら

新たなステージ・東アフリカへと飛んでいきます!

 

 

 

西アフリカ編完走!

2019.09.2

【456日目 19,053km】

 

世界遺産の街サン・ルイから向かうのは

セネガルの首都・ダカール。

アフリカ大陸前半戦、

西アフリカ編のゴールとなる場所です。

 

 

 

サン・ルイの玄関口でもある大きな橋。

曇り空の下、ゆっくりと走り始めました。

 

 

 

サバンナ地帯の特徴は

乾いた砂の大地に

2~3mの背の低い樹木が

立ち並んでいること。

大型動物に会えるのは

まだ先なようですが。

 

 

 

路肩が狭いのが気になるけど、

交通量もそんなに多くないし

さほど運転マナーが悪くないようなので

割と落ち着いて走れます。

路面もキレイ。

 

 

 

 

サン・ルイを離れたセネガル北部。

何故か異様に

朽ち果てた家畜の亡骸が多いです。

ここまで走ってきて

牛の死骸なんてほとんど

見ることなかったのに…。

 

 

 

この日の宿泊予定は70kmほど走った

“ローガ”の町。

お昼過ぎには到着です。

のんびり進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予定していたホテルが高く

なんとか地域で一番安いであろう宿を見つけ出しました。

 

 

 

そうはいっても

こんなごく普通の部屋が

¥2,000。

アフリカは思ったほど

節約できそうにないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サン・ルイ出発2日目は、

出発してものの5分で後輪がパンク。

走り初めのパンクはホントに勘弁してほしいのに…。

道ばたで迅速に修理をおこないます。

 

 

 

気を取り直して再出発。

この日は100km超を走る予定ですが

道は平坦なうえに

コンクリートがとても滑らかなので

すごく走りやすい。

 

 

 

 

ヤギの亡骸をついばむワシ。

大型猛禽類が

さらっと登場してくるあたり

アフリカにやって来たなと

感じてしまう。

 

 

 

 

草を食む牛たち。

かなり痩せてるのが気になります。

肥えてないから美味しそうじゃないけど

この牛達も

食べられるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼過ぎに「メウエ」という町に到着。

熱心な客引きに寄せられ

ガーナ人夫妻が営む

レストランで休憩することに。

 

 

 

 

 

牛肉が入ったこちらの米料理が

かなりの絶品。

魚や米をふんだんに使う

西アフリカの料理。

日本人の口に合うのは

間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からも快調に走りつづけます。

怪しい空模様。

後から知ったことですが、

この日頃からセネガルは

3か月ほどの

短い雨季に突入したそう。

 

 

 

するとやはり

突然のスコールに降られ

道路脇の東屋で雨宿り。

短時間で一気に降るのが

この地域の雨季の特徴だそうです。

 

 

 

 

15分ほどで雨は上がり走行再開。

赤土が印象的なこのあたり。

道ばたには

アフリカの象徴でもある

バオバブの木が堂々と

生えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

130kmほどを走ったこの日は

「ティエス」の街に到着。

セネガルでもかなり大きな街だそうですが

高いビルなどはなく、

あまり人で溢れかえってもいないようです。

 

 

 

街の外れの宿へ。

敷地内でテントを張って

¥600で泊まらせてもらう

話だったのですが、

夜中に雨が降りそうなので

倉庫で寝させてもらうことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サン・ルイ出発3日目、

目的地のダカールまでは70km。

西アフリカ走行最終日ということで

最後まで安全運転!

 

 

 

夕べ激しい雨が降ったこともあってか

空の抜けるような青が気持ち良い。

ただ首都に向かっているので

着実に車の量は増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダカール中心部まで20kmの郊外に突入。

待っていたのは

先の見えない渋滞と

水はけが悪く汚水にまみれた道路。

どこの国であれ

首都を走るのは気持ちのいいものではないです。

 

 

 

さらに進むと

行き場のない雨水が溢れ

湖と化していました。

ため息をつきながらも

う回路を探しつつ

少しずつ進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもめげずに進み続け、

ついにセネガルの首都「ダカール」に到着しました!

 

ちなみに後ろに見えるのは、

2010年に北朝鮮に企業によって建てられた

「アフリカ・ルネサンスの像」。

当時の大統領が考案し、

像自体の存在意義があるのかと物議を醸しまくったそうです。

 

 

 

 

 

 

ジブラルタル海峡を渡ってやって来たアフリカ大陸。

モロッコから大西洋沿岸を南下してきましたが、

大陸の西側を走るのはここダカールで終了。

 

今度は東側へと飛行機で移動するわけですが、

その前にダカールでのんびり一休みしていきたいと思います!

 

 

 

23ヵ国目・セネガル

2019.08.29

【453日目 18,778km】

 

夏のサハラ砂漠を抜け、

モーリタニア南部から隣国・セネガルまであと少し。

引き続き南下を続けます。

 

 

 

モーリタニアの首都・ヌアクショットを発って

3日目の朝。

緑豊かな国立公園の道を走り始めます。

 

 

 

穏やかな朝の湿地帯では

牛たちものんびり。

付近には小さな集落もあるようなので

おそらく半野生化している

家畜たち。

 

 

 

 

空を映す水面でのどを潤すロバの親子、

その上を漂う水鳥。

砂漠を走り終えた先に待っていたのは

樹木が生い茂り

動物たちが暮らす

サバナ(サバンナ)地帯です。

 

 

 

水辺をバシャバシャと走って進むのは

イボイノシシ(写真左上)。

このコだけでなく、

家族連れなど合計20頭くらいは

見たんじゃなかろうか。

とにかくいっぱいいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと公園のエントランスへ。

公園を走り終えようというこの場所で

入場料の¥600を取られました。

「お金取んの?」と思ったけど

すごい気持ち良い道だったから

よしとする。

 

 

 

そしてさらにガタガタの未舗装路を

進みます。

緑の数がどんどんと増えていく。

サハラとサバンナ、

異なる気候の境目を

肌で感じることが出来ています。

 

 

 

 

 

 

そして10kmほど走ったところで

モーリタニア=セネガル国境に到着。

ほんの2週間ほどの滞在でしたが、

観光地巡りをしてないぶん、

モーリタニアは

人の優しさが特に心に残る砂漠の国でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つの国の間にまたがるのはセネガル川。

橋を渡って入国審査へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

やってきた23ヵ国目は「セネガル」。

公用語がフランス語であるほど、

かつて植民地支配していた

フランスの影響を強く受けていながらも

国民の多くがイスラム教を信仰している国。

 

昨年のワールドカップで日本と対戦したことも

記憶に新しいこの国が、

西アフリカの旅では最後の国となります。

 

 

 

 

 

 

モーリタニア側の未舗装路も終わり

綺麗なコンクリートを

気持ちよく走り始めます。

道ばたには相変わらず

ゴミがいっぱいだけど…。

 

 

 

 

こちらに手を振ってきた子供たち。

肌の色が違う外国人は

とにかく目立ってしまいます。

人懐っこくて元気な

セネガルの少年たち。

 

 

 

 

すると今度は、前から牛の大群が。

サハラを越えてから

途端に牛が増えたけど

このあたりの牛はとにかく

つのがデカい。カッコいい。

 

 

 

 

国境から20kmほど走れば

少しづつ街のニオイが

漂ってきました。

人と車の量が着実に

増えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、到着したセネガル最初の町は

「サン・ルイ」。

天気はあいにくの曇りですが…。

 

 

 

この街には2泊する予定なので

ゲストハウスへ。

ドミトリー(相部屋)で

¥1,500。

モーリタニアに続き、

あまり安くはないようです。

 

 

 

到着した日に食べたのは

ヴェトナム料理“フォー”。

せっかくだから現地料理を食べねば

という意識などありません。

やっぱりアジア料理は落ち着く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきたセネガル北部の「サン・ルイ」。

実は国内でも数少ない

世界遺産に登録された場所なのです。

 

 

 

大西洋に臨む水辺の街は

かつて植民地としてこの地を支配した

フランス文化を色濃く残す場所。

この文化的景観が

非常に価値があるとのこと。

 

 

 

 

碁盤目状に並んだ建物は確かに

ヨーロピアンな雰囲気を醸しています。

でも、正直これで世界遺産なの?

っていう感じがしなくもないのですが。

ちょっとうす汚れた感じが

良く言えば、渋い。

 

 

 

 

 

街を歩けば

至るところで子供たちがサッカーに

熱中しています。

どこがコートかも分からないけど

みんな必死にボールを追う。

 

 

 

 

日本人だよ、と伝えると

「ホンダ!カガワ!ナガトモ!

カワシマ!̪シバザキ!・・・」

もういいよってくらい日本代表選手の

名前を連呼してくれました。

ワールドカップの名残だろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

港には何隻ものボートが停泊していました。

モーリタニアの水産業がさかんだったように

ここセネガルでも漁は重要な産業であるよう。

 

 

 

ただ残念なのは

とにかくゴミが酷い。

居住区の一画でもあるというのに

地面を埋め尽くすのは

ゴミ、ゴミ、ゴミ。

掃除をしなさい。

 

 

 

 

 

 

 

ということで

無事23ヵ国目のセネガルまで

やってくることが出来ました。

 

この調子でアフリカ大陸前半のゴールまで向かいます!

 

 

 

 

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