Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

カテゴリー: 一時帰国

南北アメリカ大陸旅の予定

2024.02.17

 

出発の時が日に日に近づいており、

期待と不安を膨らませながら準備を進めている

ここしばらくでございます。

ここで、次の旅で走る予定の道のりを説明させてもらいます。

(※これからゆく場所の話なので、写真ではなく

フリーのポップなイラストでご紹介します。)

 

 

 

大まかに言うと、南北アメリカ大陸を

北から南へほぼ真っすぐ下りる行程です。

旅の期間は13カ月、

走行距離はおよそ18,000km。

通過する国の数は意外と少なく、7つ。

今回は一つ一つ国土が大きな国ばかりなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月7日に成田空港を発ち、降り立つのはアラスカ。

州都アンカレッジからサイクリングをスタートします。

まだ本格的な春とは言えない4月のアラスカ。

平均気温は3~4℃ほどらしく、寒さとの戦いになりそうです。

 

 

 

楽しみなのは雪原の景色や動物たち。

寒い地域ほど動物は体が大きくなるそう。

ムースなんて近くで見てみたいです。

グリズリーと出会ったらどうしよう。

ほんとにどうしよう…。

 

 

 

 

 

 

 

アラスカを抜け、カナダを走ると

アメリカ本土に突入。

目の前いっぱいに広がる大陸的な風景を駆け抜けます。

 

 

 

西側を進んでいくけど海沿いは走りません。

海沿いって一見気持ちよさそうだけど、

大都市ばかりが続いて

車多いし、物価高いし。

野宿場所限られるし、風の影響受けるし。

これはヨーロッパの地中海沿いで学んだ経験則。

 

 

 

 

 

 

アメリカを抜けるとメキシコへ。

西の半島部、バハ・カリフォルニアから入る予定です。

 

 

 

背の高いサボテンがいくつも生える

荒涼とした景色を進みます。

やっぱり自転車旅は

人の少ないところを行くのが魅力。

いっぱいパンクするんだろうな。

 

 

 

 

メキシコで旅の一区切り。前半戦終了といったトコでしょうか。

予算に限りがあることから、約1年を旅の期限としているので、

飛行機に乗り南米ペルーまで移動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

後半戦はペルーの首都・リマからスタート。

南米大陸は世界を巡る旅の全行程におけるハイライトと捉えています。

 

 

 

海抜の低いリマから登っていくのは

太平洋に沿ってそびえるアンデス山脈。

標高3~4千mの場所に挑みます。

体力的に過酷な分、

最高の景色が拝めるはず。

 

 

 

マチュピチュ、ウユニ塩湖

など世界的に有名な絶景も眺めつつ

南へと進んでいきます。

標高数千mの大地に砂漠があり

時には自転車を押しながら

やっと進めるような場所もあります。

 

 

 

大陸南部・パタゴニア

と呼ばれる地域を進んでゆき、

目指すのは南の端に位置する

アルゼンチンの“ウシュアイア”。

世界の果てとも言われる

この町をゴール地とします。

 

 

 

 

 

 

ざっとですが、こんな具合で

旅をしていこうと考えています。

アラスカやアンデス山脈など

寒さの厳しい地域は走れる時期が限られるため、

前回のユーラシア・アフリカよりもきっちりと旅程を守る必要があります。

 

とはいえ、

なんとなーくで走っていくのも旅の魅力ではあるので予定はあくまで予定。

気分次第で進む道を決めながら“良い感じ”で走ってまいります。

 

 

 

 

 

新たな旅立ち

2024.02.3

皆さん、大変お久し振りです。

 

ついにこのブログを更新するときがやってきました。

タイトルの通りですが、旅を再開します!

コロナ禍による“無期限の中止”を決断してから、実に3年半。

来る2024年4月、南北アメリカ大陸の旅へと出発します!!

 

 

 

何から書けばいいのかも分からないほど

紆余曲折のあった、帰国からのこの4年間あまり。

これからの南北アメリカ旅の詳細は次回にまとめるとして、

今回は、「中断から旅の再開」への顛末をつづってみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さかのぼること4年前の2020年冬。

アフリカから帰国して間もなく、次なる旅の資金を調達するため

神奈川県の温泉旅館で働き始めました。

しかし、ほんの一カ月ばかり働いたところでコロナが蔓延。

旅館の営業停止とともに当然仕事は無くなってしまいました。

(でもね、ここで今の“アモーレ”と出会うんです。いひひ…。)

 

 

 

国境はどんどん閉じていき、

予定していた南北アメリカ旅は中止に。

そこで、

じっと何もしないわけにはいかず、

旅を全て終えてから書くつもりでいた

旅行記に手を付けることにしました。

 

 

 

 

ネットを検索すると、ちょうど某出版社が開催する旅行記のコンテストを発見。

2か月後の締め切りに間に合うよう、すぐさま執筆開始。

旅の記憶をたぐりよせつつ、せっせせっせと書き進めました。

 

そして、締め切りぎりぎりに完成した作品を提出してから3カ月ほど。

結果は、残念ながら受賞ならず。

ただ、200あまりの応募作品の中から

最終選考6作品まで残っていたことがわかりました。

 

 

 

「むむむ…。

これは日の目を見るべき作品なのでは!」

なんてポジティブな勘違いをした僕は

別の出版社に作品を持ち込むことに。

すると、興味を持ってくださったのが

「みらいパブリッシング」さん。

 

 

 

 

無事契約を交わし、書籍の製作開始。

そして編集・デザイン・校閲など

着々とプロセスを経た後、

2022年4月

『二輪一会 二度と出会えない人』

が出版されました!

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで書くと、我ながらトントン拍子ですが

心中は意外と複雑なものでした。

“目標だった旅行記出版は叶ったものの、世界一周は走り切れていない”。

とはいえ、すぐに旅の再出発を考えられる状況でもない。

 

ちなみにこれらの期間は、一時的なアルバイトで食いつないでいました。

国際的な通販サイトの倉庫で働いたり、

国際的なハンバーガーショップの配達員をしたり。

はたまた、チョコレート工場でチョコを流す仕事をしたり、

コンベアの上に延々と10cmほどの木の棒を置く仕事をしたり。

 

この状況下、経済的な不安定さや重ねていく年齢もあり、

旅を半ばあきらめていたんです。

「はぁ、どこかに勤めて“普通”の生活しよかな」って。

 

そんな時、「もう一度旅に出よう」と

くすぶっていたものがまた燃え始めたのは、

出版を機に恵まれた沢山の人との出会いでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

出版直後に実施したのが、

地元・広島県での写真展や公民館などでのトークイベント。

さらに小学校での特別授業です。

旅に区切りをつける意味でも

多くの人の前でお話しさせてもらいましたが、

そうした場では心を動かされる言葉をたくさん貰いました。

 

 

 

リタイアされた年代の方々からは、

「話を聞くだけで元気が出るよ」

「若い時に君みたいに挑戦しておけば…」

「私の分まで旅をして

たっぷりと世界を見てきて欲しい」

などなど。

 

 

 

 

そして未来ある小中学生たちは、

「何でもやっていいんだと思いました」

「こんな大人がいることが嬉しいです」

「世界一周の旅これからも応援しています」

なんて言ってくれました。

 

 

 

 

お金のこと、年齢のこと、将来のこと。

諸々の現実問題ばっかりを考えがちだった頭を

ぱっかーん、と叩き割られたようでした。

「あぁ、まだ旅やっていいんだ。」

 

 

 

ということで、南北アメリカ大陸を走ってきます。

出発は2カ月後の4月初旬。

またあの興奮に満ちた旅の日々がはじまるんだと

ワクワクしながら準備をすすめています。

 

また、出発前には地元の広島でお話の場を頂戴しているので

ちょこちょこ人前に立ちます。

それでは、またこれからもブログをのぞいてみてくださいね!

 

計画の変更について

2020.07.18

 

 

日本に戻ってから、

あっという間に7ヵ月が経ちました。

 

標高2,000mの山中や40℃を越える砂漠を旅していたのが

自分でも信じられないほど、

日本でのほのぼのとした日常に溶け込んでいる

今日この頃でございます。

 

 

さてさて、

日本のみならず世界全体を大きく揺るがすほどの災厄

「新型コロナウイルス(Covid-19)」が蔓延する今。

現代に暮らす全ての人に少なからぬ影響を及ぼすこのウイルスによって、

旅の計画も大きな変更をせざるを得なくなってしまいました。

 

世界を取り巻くこの状況を考慮した結果、

9月に出発を予定していたアメリカ大陸の旅を

「無期限の延期」とすることに決定しました。

 

 

 

日本国内でも終息の兆しが見られず、

アメリカ大陸においては感染が拡大していくばかり。

コロナ鎮静の鍵となるワクチンが完成し

世界中に行き届くまでの目途が立たない中で、

海外への自由旅行が可能になるのは1年先か、2年先か…。

 

旅が再開できる日を待ちながら過ごすことも考えましたが、

あちこちと落ち着きなく駆け回る旅人としての性分が

骨の髄まで染みついてしまったからなのか、

やっぱりじっと待ってなんかいられません。

日本にいながら、新しい目標に向かって動きだします!

 

旅の途中からぼんやり思い描いていたこの目標には

時間もお金もかかります。

多くの人に会ったり、知識を蓄えたり、

やるべきことは山ほどあります。

それでも長い旅への一歩を踏み出すようで

今はとてもワクワクしています。

 

 

 

とはいいつつも、

自転車旅への思いが消え去ったわけではありません。

これまでの旅の写真を見ていると

「はぁ、旅に出たいわ」と思ってしまうし、

北米のアラスカや南米のパタゴニアの絶景への憧れは

今でも持ち続けています。

何より「自転車世界一周の旅」をうたっている以上、

このまま終わらせるわけにはいきません。

 

いつになるかは分かりませんが、

いつの日か必ず南北アメリカ大陸の旅を再開し、

世界一周を実現して見せます。

 

これからはずっと旅の途中ということで

このブログも残しておこうと思います。

 

それでは、いつの日か再びお会いするまで!

 

 

 

 

 

久しぶりの日本

2020.01.13

南アフリカ・ケープタウンを出発し、

18時間のフライトの果てに

ついに日本に到着しました。

 

573日間かけて走った距離も飛行機に乗ればたったの1日。

地球は大きいのか、小さいのか…。

 

 

 

1年7か月ぶりに目にする日本の大地。

(写真は九州上空)

 

まだ旅が終わったわけではないけれど、

ひとまず戻ってくることができてひと安心です。

 

 

飛行機ってあまり乗りなれないので

乗り換えなど色々と不安ごとが多いのですが、

問題なく関西国際空港に降り立つことができました。

 

ただケープタウンで預けたはずの自転車は

そうはいかなかったみたいで、

待てど暮らせど運ばれてきません。

 

係のお姉さんに尋ねると

どうやら香港での乗り換えの際に置き忘れられたとのこと。

まあ、海外でのトラブルに比べると大した問題じゃありません。

(後日、自宅に届きました!)

 

 

 

 

 

 

 

 

広島の自宅に戻ってからは、

出発前の準備段階から

お世話になっていた方々へのご挨拶なんかもしつつ

のんびりと過ごしていると、

あっという間に年は明け2020年を迎えました。

 

 

 

世界各地の料理を口にしてきましたが

やはり1番美味しいのは日本の料理。

時期的なこともあり

豪華なご馳走にありつく機会が多く

質素な食事が続いていたお腹が

ビックリしております。

 

 

 

久しぶりに帰ってきた日本。

モノやサービスに満たされた豊かな母国に

感動の連続かと思いきや、

新鮮さなどほとんど感じることもなく

出発前日にタイムスリップしたかのように

あっという間に日本の生活に慣れていました。

 

おそらく次々と経験する異文化体験が蓄積され

環境適応能力があまりにもつきすぎてしまったのかなと思います。

「あぁ、はいはい次の国ね」って感じで。

 

 

 

旅の途中ではあれだけ

パシャパシャ撮ってた写真も、

帰国してからはおせち料理以外

何も撮ってません。

日本に戻ったとたん

旅人スイッチはオフです。

 

 

 

 

 

現在は、

ビザの手配をしたり装備品の手入れをしたり

再出発に向けての準備をのんびりしています。

(新たにご支援いただく企業様も決定しました!)

 

 

これからは予算拡充のためにアルバイトをしながら、

アメリカ大陸の旅がより良いものになるよう勉強もしながら、

日本での日々を過ごしていきます。

 

 

再出発の9月頃までこのブログもお休みとなりますが、

世界をめぐる旅の後半戦ももっと面白いものになるはずですので

ぜひぜひご期待くださいませ。

 

それでは、また!

 

 

 

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