Cycling The Earth ~自転車世界一周の旅~

日記

カテゴリー: 12 アルバニア

寿司 in アルバニア

2019.03.11

【285日目 10,781km】

 

 

世界遺産の町「ベラト」の後は、

さっそく次の国へと向かうべく

真っすぐ北上していきます。

 

 

相変わらずの良い天気。

相変わらずの平坦な道。

 

交通量も決して多くなく、

朝からのんびりした気分で走っていきます。

 

 

 

広大な盆地の途中、

こうしてときに町が現れます。

高層ビルはなく雑多な感じがしないのが

アルバニアの町。

 

 

 

 

 

あまり声をかけてこない

アルバニアの人々。

鎖国していたことも影響して

外国人に対してシャイなのだろうか。

楽な反面、ちょっと寂しい。

 

 

 

 

お昼に食べたのは

キョフテ(ハンバーグ)とサラダ。

サラダの味付けが

オリーブオイルとバルサミコ酢である

あたりにヨーロッパを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は100kmを走って

“ドゥラス”に到着。

トルコのイスタンブール以来1ヵ月振りの海です。

 

ブーツの形をしたイタリアとバルカン半島に挟まれ、

地中海の一画を成している“アドリア海”。

この街も夏場は多くのリゾート客で賑わうそう。

 

 

 

夕食にて、「ビーフステーキ」

と書かれたメニューが

¥500だったので頼んでみると

出てきたのは思いっきり豚肉。

食べられれば何でもいいけど…、

嘘つき。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日も変わらぬ景色の中を

漕ぎ進んでいきます。

幹線道路の路肩が狭いのが難点。

 

 

 

 

道は平坦でしたが、

敵は“風”。

数時間にわたって向かい風の中

ゆっくりゆっくり走りました。

 

 

 

 

 

この日の距離は110km。

山がないので楽かと思いきや

風のせいで走り終わるころには

脚がクタクタです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たどり着いた街は「シュコドラ」。

古き良きアルバニアが残っているといわれる

歴史ある街です。

 

街の真ん中に位置する大通りを歩くと

これまでのアルバニアの街にはない

活気を感じることができました。

 

 

 

発展しすぎておらず

路地に入り込めば落ち着いた

雰囲気も味わえます。

アルバニア北部に位置する

この街から、隣のモンテネグロは

もうすぐそこ。

 

 

 

シュコドラの誇る遺跡が

街の南西の外れに位置する

「ロザファ城」。

周囲の城壁が今もその形を

残しています。

 

 

 

 

紀元前の昔、

古代ギリシャ人によって

建てられたこの城。

シュコドラの観光名所であるらしく

多くの人が訪れていました。

 

 

 

 

お城から見下ろす

シュコドラの街。

左側には

モンテネグロとの国境をまたぐ

大きなシュコドラ湖が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滞在先のゲストハウス。

Warm Showerの利用者があまり多くないのが

この国で残念だったところ。

やっぱり地元の人と交流できたほうが楽しいです。

 

 

 

アルバニアでは3軒目のゲストハウス。

毎度ドミトリー(複数人の相部屋)

に泊まるのですが、

いずれも一人っきりの貸切状態。

誰もこんな時期に

この国を旅行しないということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

街の中心から通りを少し南西に下ると

「Sushi Te Shoki」という

お寿司屋さんがあります。

 

実はここ、

シュコドラの街で1番楽しみにしていたところ。

 

 

 

足を踏み入れると

机やイス、装飾など

和風に整えられた店内。

旅をする日本人にとって

落ち着きの空間です。

 

 

 

 

店主は「横山翔来さん」。

日本から遠く離れたアルバニアの地で

1人お店を切り盛りされています。

ご自身も旅人として

世界を巡っていた最中、縁あって

シュコドラで開業することになったそう。

 

 

 

外国人の経営する和食レストランに

行ったこともありますが、

やはり日本の方が調理するのを見ると

落ち着きが感じられます。

滑らかかつスピーディーな手つき。

 

 

 

 

こちら「海老天ロール」。

付け合わせのから揚げと味噌汁も美味!

海外でお寿司といえば

“握り”よりも“巻き”だそうです。

地元の人も来店して

美味しそうに食べてました。

 

 

 

 

 

 

お店を開くに至った経緯、今後の展望など

旅の話を交えつつ色々お話させていただきました。

 

現地の人との交流ももちろんですが

海外での日本の方との出会いは本当に刺激的。

人生是、旅の如し。

それぞれの生き方で我が道を行く旅人たち。

 

↓横山さんのブログもぜひご覧ください!

http://albania-kaigyou.blog.jp/

 

 

 

 

 

 

昼に寿司を食べておきながら

夜は、この1週間で3枚目のピザ。

文化的にも閉鎖的だった

アルバニアにおいて

アドリア海対岸のイタリアからは

割と文化が入ってきたそうです。

 

 

 

通りを歩けばピザ屋さんだらけ。

1人には十分のこのサイズで

たった¥350!

そして味も申し分なし。

 

 

 

 

 

本場イタリアに到着する前に

食べ飽きてしまうのでないか、

という深刻な問題が懸念されております。

 

しばらくピザ自粛しよ。

 

 

 

12ヵ国目・アルバニア

2019.03.7

【281日目 10,573km】

 

 

湖畔の町オフリドを後にして

北マケドニアから次の国へと向かいます。

 

 

宿を出発してから、

ペダルを漕ぎつつ

左手に見えるのはオフリド湖。

背景の雪山と青空が綺麗に映えます。

 

 

 

向かう国境はやはり山の上、

のぼる高さはほんの300mほど。

雲のないこの日ですが、

気温は低めで

冷たい風が吹きつけてきました。

 

 

 

 

オフリドの町から2時間ほど漕ぐと

北マケドニア-アルバニア国境に到着。

列をなす自動車の間をすり抜け

無事ゲートを通過しました。

1週間ほどの滞在を終えて

北マケドニアとはお別れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきた12ヵ国目は「アルバニア」。

双頭の鷲をモチーフにしたカッコいい国旗です。

 

日本人にはなかなか馴染みのないこの国。

その特徴は、

■約30年前は周辺国との国交を断絶した「鎖国状態」であった。

■かつて、いかなる宗教の信仰も許されない「無神国家」であった。

■90年代、紛争中の旧ユーゴスラビア諸国に武器を秘密裏に供給。

―密輸組織の資金源として国民の大多数が「ネズミ講」の被害者となり

―国内経済が破綻して、大暴動が起こった。

という、

近年までかなり閉鎖的かつ不安定だった国なんです。

 

あまり長く滞在する予定ではないのですが、

どんな景色を見せてくれるのでしょうか。

 

 

 

国境を超えると長い下り坂。

これがかなり急で、

ジェットコースターのように

猛スピードで駆け下りていきます。

 

 

 

 

 

しばらく山間の谷を流れる

川沿いをのんびり走っていきます。

下りがほとんどなので

気持ちよく進みました。

 

 

 

 

 

とある村を通り過ぎようとした時、

橋の上には人だかり。

パトカーも駆けつけて

何やら物騒な出来事の予感。

 

 

 

 

 

近づいてみると

高校生のサッカーの試合でした。

この日は日曜日で大勢の人が

観戦に集まっていました。

ヨーロッパだけにサッカー熱は

かなりのもの。

 

 

 

 

 

 

国境から60kmほど走った町、

「エルバサン」にてこの日は宿泊。

民家の広い庭の一画を宿泊部屋にしてあるという

とても落ち着いたゲストハウスです。

 

 

 

冬はオフシーズンなので

部屋も貸切状態。

「千円でこれなら良いじゃないの」

という快適な宿でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日も晴れた空の下

穏やかな丘陵地帯をのんびり進んでいきます。

 

天気が良いっていうだけで

もうこの国のこと好きになりそう。

それくらい気持ちのいい道のりでした。

 

 

 

丘一面には

田園地帯が広がっています。

まだ冬なので

何を育ててるのか分かりませんが

イメージ通りのヨーロッパの田舎

といった風景。

 

 

 

前日に山を下りきっていたので

この日の道はとにかく平坦。

ペダルを踏むのにも力はいらず

午後から太陽に照らされると

なんだか眠くなるほどでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

65kmを走ったこの日は

目的地「ベラト」に到着。

北マケドニアのオフリドに続き、

同じく世界遺産に登録されている町です。

 

 

 

町の中心にある小高い山の岩肌に

古い住宅が隙間なく建てられています。

 

窓を多く持つオスマン様式の建物が

互いにぎゅっと身を寄せ合っている様子から

呼ばれている名は「千の窓の町」。

 

 

 

 

家々が並ぶ旧市街に足を踏み入れると

傾斜はかなり急。

石の階段があちこちへと伸びており

あたり一帯がまさに立体迷路。

家はどれも似てるので

どこから来たのかわからなくなります。

 

 

 

路地から見上げると

ずらっと並んでいる家の窓。

日光がしっかり入るから

家の中は気持ちよさそう。

もちろん現在も地元の方が

住んでいます。

 

 

 

家と家の隙間の幅はかなり狭く

人がすれ違うのがやっと。

白い石がびっしりと敷き詰められた

石畳の道が風情を醸し出します。

 

 

 

 

 

ものを運搬するのには

馬が利用されています。

車は当然入れないし、

あまりに急なので

自転車も入れないです。

美しくても、住むのが大変そうな所。

 

 

 

高くへと登っていけば

スーパーやレストランもある

新市街が見下ろせます。

この後、迷いながらも

なんとか旧市街を抜け出せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな国なのかよくわからないままに

やってきたバルカン半島の小国「アルバニア」。

 

入国2日目にして、

穏やかな道と趣のある街並みのおかげで

良い印象を持つことができました。

 

やっぱりヨーロッパって

落ち着いてていいですね。

 

 

 

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