28ヵ国目・ボツワナ

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【528日目 22,560km】

 

水がチョロチョロとしか流れないヴィクトリアの滝を訪れたら

次なる国へ移動開始です。

 

 

 

夜になっても気温は下がらず寝苦しい日々を過ごした

リヴィングストンの街にもお別れ。

気温の上がる朝7時ごろには

西に向けて走り始めます。

 

 

 

5kmほどで国立公園の区域に入り

車も人もぱったりいなくなりました。

平坦な道をまっすぐ走り続ける。

 

 

 

 

 

 

60kmに及ぶ道路をひたすら直進し、

昼前11時ごろには国境の町

「カズングラ」に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぞろぞろと行列をなすトラックを追い抜いた先には

国境が見えてきました。

入国管理の前に路上の両替商とやりとりして

新しい通貨を手に入れておきます。

 

 

 

ヴィクトリアの滝へとそそぐ川が

国境になっているこの場所では

ボートに乗っての越境となります。

5分間のクルージングを最後に

暑さに苦しんだザンビアとは

ここでお別れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきたのは28ヵ国目となる「ボツワナ」。

 

1966年の独立以降、内戦などを経験しておらず

アフリカ南部でもかなり治安のいい国であるそう。

 

ケニア以降通過してきた国のほとんどがそうであるように

豊かな自然とそこにすむ野生動物たちが見どころのこの国。

ダイナミックで生命力あふれる生き物との出会いに期待です。

 

 

 

入国直後から道路はかなり綺麗。

こうして走っていると

アフリカ最貧国と言われたマラウイの

生活環境が他国とくらべて劣る

というのがなんとなく分かる。

 

 

 

 

国境から10kmほど走った

「カサネ」という町で今日はストップ。

まだお昼過ぎだけれど

早めのチェックイン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選んだのは「チョベ・リバー・ロッジ」。

サファリを楽しむために世界中から多くの人が集まるこの地域、

1部屋¥3,000以上が相場のようで

テント泊を余儀なくされる状態。

 

 

 

広々とした芝生を独り占め。

キャンプでも¥1,300、

高いです…、

少し休んだら楽しみにしていた

アクティビティーに出かけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナミビアとの国境にもなっているチョベ川の名物は

ボートサファリ。

クルージングをしながら

野生動物を眺めるツアーに参加しました。

(¥4,000)

 

 

 

川の真ん中、中洲部分の湿地帯に

さっそく姿を現したのは

「バッファロー」。

遠くからですが

のんびりくつろぐ群れの姿が

確認できました。

 

 

 

水面からひょこっと

こちらを見つめるのは「カバ」。

臆病なうえに5~6分もの間

水中にもぐっていられるという彼らは

なかなかその全容を見せてくれません。

 

 

 

 

アフリカではじめてお目にかかるのは

「ナイルワニ」。

これは卵を守るお母さんワニだそうで

じーっと見てたけど

全然動いてくれませんでした。

 

 

 

 

続いてはシカのようでいて

実は牛の仲間「インパラ」。

角が枝分かれしてたらシカ、

1本ならばウシ、

という分類だそうです。

 

 

 

 

川辺を悠々と群れで歩くのは「キリン」。

広大なサバンナの定番動物だけに

水辺にたたずむ姿が

なんだか新鮮でした。

両前足をガバーッと開いて

首を曲げて水を飲みます。

 

 

 

最後に姿を見せてくれたのは

やはりこの人たち、「ゾウ」。

いつも群れの真ん中には子供がいて

仲間意識も強く、頭がいい生き物です。

この後ボツワナでは

散々見ることになるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

西へと沈んでいく夕陽を見送りながら

3時間のクルージングは終了。

 

タンザニアのジープサファリより時間が短い分

次から次へと動物が現れ

非常に密度の濃いツアーとなり大変満足しております。

 

 

初日から楽しませてくれた28ヵ国目のボツワナ。

夜が明けたらいよいよ走り始めます!