ペダルが…

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【479日目 19,874km】

 

コログウェからモロゴロを目指し、

走行中。

オフロードに悪戦苦闘です。

 

 

 

コログウェ出発3日目。

ニゲロの村を発つと

あいかわらずののどかな風景。

小さな集落があちこちに点在しています。

 

 

 

前日までに比べ

よりうっそうと緑が茂る

このあたり。

山というよりジャングルを

進んでいるかのよう。

 

 

 

 

田舎とはいえ、

小さな食堂を備えている集落が

多いから助かります。

パッと見には分からない食堂を

何となく

見抜けるようになってきました。

 

 

 

主食であるお米の付け合わせには

ホウレン草、豆、ヤギ肉の煮物。

これに果物も食べているので

割と栄養はしっかり摂れてると

思います。

 

 

 

 

前の日にオフロードを走り始めて

アップダウンが

絶えず続いているという状況。

数kmしか走っていないのに

かなり疲労が溜まってしまいます。

 

 

 

 

赤土の道が

固く踏みしめられているのが

まだ救い。

タイヤが埋まらないので

比較的スムーズに走れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると走行中に突然、

左側のペダルが“ポロッ”と取れてしまう

アクシデント発生!

 

若干、違和感を感じていたものの

まさか外れてしまうとは…。

 

 

 

幸い、数十m進んだところに

路上自転車修理屋さんがありました。

ママチャリが普及しているタンザニア。

自転車修理屋さんがたくさんあるんです。

事情を説明すると

数人がかりで対応してくれました。

 

 

 

原因を探りつつ

ペダルとにらめっこ。

パンクやギア関連のアクシデントは

想定してるけども

まさかペダルが取れるとは…

 

 

 

 

残念ながら根元の方が破損しており

修理は不可能。

2万km達成目前にして

左のペダルはお役御免に。

ここまでありがとうございました。

代わりにママチャリ用のペダルを装着。

 

 

 

 

 

 

 

 

ペダル交換から3kmほど走ったところ。

思いもよらぬとき突然、

アスファルトの舗装路が現れました!

 

 

前日から未舗装路を走ること100km弱。

この時の嬉しさといったら…。

 

“道のありがたみを知っている者は

道のないところを歩いた者だけだ”

-大島亮吉

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快適な舗装路を滑るようにして

気持ちよく走ること

20kmあまり。

この日の目的地

「ムヴォメロ」に到着。

 

 

 

 

ベッドサイズが大きいのと

タオルが付いてるのは

タンザニアの基準みたいです。

宿のコスパはこれまでの国で

1番良いんではないだろうか。

お湯でないけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コログウェ出発4日目。

この日の行程はほとんど起伏がなく

もちろん綺麗にアスファルトで舗装された道。

 

 

 

しばらく走ると

大きな幹線道路に合流。

向かうのは

東側(写真左)の町

「モロゴロ」。

 

 

 

 

アフリカに来て

1番多く見ているのは

牛かヤギ。

家畜ものんびりしてていいんだけど

そろそろ野生動物が見たいぞ。

 

 

 

 

路肩が狭くて

ちょっと走りづらい…。

しかしタンザニアのバスやトラックなど

の大型車両。

こちらに気づいて

しっかり避けてくれる印象。

 

 

 

 

 

 

 

 

昼は道路わきの村で休憩。

食事については

安くてどこでも食べられるという点で

非常に旅がしやすいです。

 

 

 

まあ、メニューは

変わり映えしないんですが。

それでも自転車で常に疲れていると

なんでもがっついて食べてしまいます。

 

 

 

 

 

さらに午後からもうひと踏ん張り。

オフロードを走りぬいた疲れを

引き摺りながら

何とか進んでいきます。

もうすぐで休める…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして到着しました「モロゴロ」。

 

この町でひと休みした後は

ついに、

野生動物たちに会いに行きます!